人気お笑い芸人の意外な“前職” 『M-1』王者は郵便局員として「週6」勤務
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■ 野田クリスタル(マヂカルラブリー)/郵便局員
奇抜なコント漫才で『M‐1グランプリ2020』(テレビ朝日系)を制覇し、「漫才か漫才じゃないか論争」を巻き起こしたマヂカルラブリーの野田クリスタル。高校生の頃からお笑い芸人として活動していたことでも知られる野田だが、高校卒業後は芸人活動と並行して郵便局の非常勤職員として働いていた。2021年6月放送の『ナイツ ザ・ラジオショー』(ニッポン放送/毎週月曜から木曜13時)に出演した際に明かした当時の勤務スタルはなんと「週6」。「僕が休むってことは、僕の配達区域に郵便が届かなくなるっていう状態だったんで、超責任ありました」と生真面目な一面をのぞかせていた。
■ 鳥居みゆき/歯科助手
ピン芸人で「ヒットエンドラ~ン」といった奇抜なネタ、キャラクターで一躍ブレイクした鳥居みゆき。そんな鳥居も芸人を志す前には一般企業の事務職で働く予定だった。しかし、面接で挙動がおかしかったのか内定先から「入社後は落ち着いてほしい」という旨の通知が来たことをきっかけに辞退。「歯が好き」という理由で、お笑いの養成所に通いつつ歯科助手としてアルバイトしていた経験がある。鳥居の「歯好き」は筋金入りのようで、『やねの上の乳歯ちゃん』(文響社)という子ども向けの絵本も発表している。
■ 木村祐一/染め物職人
ピン芸人として活動するかたわら、幼い頃から培った料理の腕で『木村料理道 THE NABE キム’sスタイル』(実業之日本社)といった料理本も発表している“キム兄”こと木村祐一。現在ではNSCの講師として後進の育成も手掛けている。そんな木村が芸歴で同期の東野幸治より学年で5つ、先輩のダウンタウンよりも1つ年上なのは、社会人経験が長かったから。木村は高校卒業後、ホテルマンとして働いたのち、染め物職人に転職。今でも着物を染めている夢をみるほど仕事が板についていたというが、3年ほどして中学校の同級生から一緒にお笑い芸人になろうと口説かれ、お笑いの門を叩いたという。