乃木坂46・中田花奈、初のソロ写真集 オファー当時には迷いもあった
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■初挑戦のランジェリーカットは「一番いい表情」
胸中ではさまざまな葛藤を覚えつつ、決断した初のソロ写真集。8月末頃に行われた撮影へ向けては、わずか1ヵ月ほどで準備を進めていった。
“かなりん”の自然な表情も
「初め、撮影はもっと先の時期だと聞いていたけど、正式に決まってからは割とすぐでした。だから、準備するにも時間がなかったので、まずは『やせてみよう』と思ったんです。ほかのメンバーもそうしていたし、その方がいいかなと考えたので、食事制限をして体を絞ってみました。
でも、少し体重を落としてみたら自分なりに納得できなくて。毎日のように鏡で自分のスタイルを見ていたんですけど、写真集を意識して改めて見たら色気がないし『太った方がいい』と思って。そこからはとにかく食べて、ムチムチ感も欲しくなったので筋トレもやめました」。
初の水着撮影 撮影はすべて国内で行った
メンバーもうらやむほどのスタイルには、かねてより定評があった中田。今回の撮影にあたっては、スタッフに水着やランジェリーカットの割合を増やしたいと、自ら提案していた。
「スタイルに自信があったのはけっこう昔で、当時と比べれば体重も落ちてしまったから正直『期待されているほどでも…』という気持ちもありました(笑)。でも、メンバーからよく二の腕を触られたりするから、肌質はいいのかなと思って。例えば、通常版の表紙では、ワンピースを着ながらもあえて背中を強調してみたり、見せ方についてはこだわりました。
ランジェリーカットも初挑戦ではあったけど、緊張しなかったです。そもそも乃木坂46は写真集以外で水着やランジェリーでの撮影をしないので、ようやく撮影できたのがうれしくて。自分なりに憧れていたカットでもあったので、一番いい表情になっていると思います」。
初のランジェリーカット「一番いい表情になっていると思います」
自分だけの一冊では「いろいろな表情を作らなければいけない」と意気込み、撮影に臨んでいた中田。全編を通して見ても、自然体でほほ笑みながら愛嬌を振りまく姿や、26歳になった今だからこそできる大人っぽい表情など、さまざまな工夫を見せている。中でも気に入っているのは、スタッフへ自ら私服を着用しようと提案して撮影したカットだという。
「肌の上にそのまま、白いオールインワンを着たカットは、衣装を決める際にイメージに沿う衣装がなかったので、自宅から私服を持ち込み『これならイメージ通りに撮れそうですけど、どうでしょうか?』とスタッフさんに相談しました。
普段はインナーの上に重ねて着る洋服なんですけど、あえてそれだけを使えば大胆な姿を見せられると思って、撮影中もノリノリでした(笑)。写真集の数あるページの中でも一番セクシーなカットだという自信もあるし、購入していただいた方には真っ先に見てほしいなと思います」。(取材・文:カネコシュウヘイ 写真:曽我美芽)
乃木坂46・中田花奈1stソロ写真集『好きなことだけをしていたい』通常版表紙
乃木坂46・中田花奈1stソロ写真集『好きなことだけをしていたい』(光文社)は、10月13日に発売。定価2000円(税別)。