小栗旬、阿部サダヲ、松坂桃李、堺雅人… “時代劇”で活躍する中堅・若手俳優たち
2016年1月…堺雅人、大泉洋、長澤まさみら旬の俳優陣が顔を揃えるNHK大河ドラマ第55作『真田丸』がスタートし、好調な滑り出しを見せている。作品によって賛否両論はあるものの、時代劇はやっぱり日本人の心に根付く不可欠なジャンルの一つ。とくに近年の映画業界では、未来を担う中堅・若手俳優陣が時代劇への出演を切望し、並々ならぬ意欲を見せている。
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ここ1~2年を振り返ってみても、『るろうに剣心』シリーズの佐藤健、『蜩ノ記』の岡田准一(V6)、続編公開も決まった『超高速!参勤交代』の佐々木蔵之介や知念侑李(Hey!Say!JUMP)、『猫侍』シリーズの北村一輝、『駆込み女と駆出し男』の大泉洋や戸田恵梨香や満島ひかりなど、シリアスな王道ものから壮絶アクション、奇想天外なコメディまで、様々な切り口の時代劇が視聴者を楽しませ、俳優陣もこれをキッカケに新境地を拓いている。そして迎えた2016年も、『真田丸』の出航の合図と共に時代劇の話題作が続々と登場する。
まずは、1月23日公開の映画『信長協奏曲』。いきなり変化球で申し訳ないが、本作は同名人気コミックを開局55周年のフジテレビが「アニメ」「ドラマ」「実写映画」で一挙に描く大型プロジェクト。ドラマ版に続き、主人公の高校生・サブローと織田信長の1人2役に挑む小栗旬ほか、柴咲コウ、向井理、山田孝之、藤ヶ谷太輔(Kis‐My‐Ft2)など、若手を代表する豪華俳優陣が集結している。もしも信長が現代からタイムスリップした高校生だったら…?と、SFと時代劇が融合した奇想天外な世界観が観る者を戦国時代へとタイムスリップさせてくれる。