寺尾聰
出身地:神奈川県
生年月日:1947年5月18日
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制作年:2006年1月21日(土)公開
『雨あがる』の小泉堯史監督が、芥川賞作家、小川洋子の同名ベストセラー小説を映画化した感動作。交通事故の後遺症で80分しか記憶がもたなくなった数学博士と、若い家政婦とその息子が育む交流を丹念に描き出す。『半落ち』の名優、寺尾聰が主人公の天才博士役で圧倒的な存在感を放つ。
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制作年:2005年7月30日(土)公開
自衛隊の全面協力を得て生み出された、本格派の和製スペクタクル。乗っ取られた護衛艦を舞台に、反逆兵団や某国の工作員の陰謀を阻止しようとする、ひとりの中年自衛官の奔走をスリリングに描く。『ダイ・ハード』を思わせる設定に加え、人間味に満ちた語り口が確かな歯ごたえを感じさせる。
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制作年:2004年1月10日(土)公開
作家、横山秀夫のベストセラー小説を完全映画化。元警部が愛する妻を殺害した。自首するまでの“空白の2日間“について決して語ろうとしない犯人を巡り、次々と謎が浮かび上がる……。警察内部や報道メディアなど事件を取り巻くさまざまな人々の心理を浮き彫りにしながら、ラストは号泣必至の一大メロドラマへとなだれ込む。掟破りの感動サスペンスだ。
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制作年:2001年6月23日(土)公開
「ざわざわ下北沢」に続く市川準監督の最新作。「はつ恋」の田中麗奈を主演に迎え、海外留学中の恋人を持つ青年に恋した娘の胸の内を、淡々とした日常描写の積み重ねから鮮やかに浮き彫りにする。
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制作年:2001年3月24日(土)公開
まだ記憶に新しい“松本サリン事件“の惨劇と、そこから派生した冤罪の問題に熊井啓監督が切り込んだ1本。TVの報道マンとその部下たちや刑事らの人間模様が、回想形式で語られていく。
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制作年:2001年3月17日(土)公開
思ったことが喋らずとも相手に伝わってしまう不思議な能力“サトラレ“を持った医師を軸に、ハートフルなストーリーが展開。純粋な“サトラレ“青年を安藤政信が好演する。
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制作年:2000年1月22日(土)公開
今は亡き黒澤明の遺稿脚本に基づく人間ドラマ。“見終わって、晴々とした気持ちになるような作品にする“という巨匠の言葉にのっとり、心温まる時代劇を展開させていく。
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制作年:1997年5月10日(土)公開
渡辺淳一が1995年に『日本経済新聞』に連載し、反響を呼んだベストセラー小説の映画化。ダブル不倫を象徴する“失楽園”という言葉が流行語大賞に選ばれるほどのブームを呼んだ。出版社に勤務する久木は突然、閑職である調査室行きを命じられる。これまでの人生に虚無感を覚え始めた彼の前に凜子という美しい人妻が現れ、二人は情事を重ねるようになった。やがて、彼らは密会用のマンションを借りるが、それは久木の妻・文枝、凜子の夫・晴彦にも知られることになる。文枝は久木に離婚を要求し、晴彦は離婚しないことで凜子を苦しめる手段を選ぶ。そして、不倫を認めない会社によって解雇を宣告される久木。世間から孤立し、愛を深めていく久木と凜子が辿り着いた場所とは……。二人の愛が純度を増して死に向かっていく様を森田芳光は虚飾を廃した静謐な画面の中に真正面から捉えていく。役所広司は実年齢よりも10歳上の久木を枯れた味わいを漂わせて好演。また、黒木瞳もしとやかな女性だった凜子が愛と性の歓びに捉えられていく姿を大胆に演じている。
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制作年:1996年12月14日(土)公開
ゴジラと人気を二分する正義の怪獣・モスラの1990年代版シリーズ第1作のSFファンタジー。北海道の森林開発現場の崖の中から、不気味な岩が現れる。商社マンが、娘のプレゼントにと岩の中央に光るメタルを剥がし取って持ち帰る。同じ頃、インファント島で危険を感じた妖精のモルとロラの姉妹は東京の後藤家に向かうが、すでにメタルを奪うために黒い妖精が現れていた。メタルを巡り戦いを繰り広げるが、ベルベラが勝利し北海道の巨大な岩に封じ込められていた魔獣デスギドラを解き放してしまう。姉妹はモスラを呼び寄せるために歌い始める……。地球環境問題や、家族の絆をテーマに映画化。
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制作年:
1980年代に人気を博し、TVアニメ・シリーズ化もされた北条司のコミックを、“私立探偵 濱マイク“シリーズの林海象が映画化。昼は喫茶店を営み、夜は世間を騒がす絵画泥棒キャッツ・アイに変身する美人3姉妹、泪、瞳、愛が、幼い頃に失踪した父の消息を捜し求め、国際的贋作シンジケート、紅龍団と戦いを繰り広げていく。3姉妹に扮した内田有紀、稲森いずみ、藤原紀香がレザースーツを着こなし、セクシーな大泥棒を生き生きと演じている。
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制作年:
【“不倫“ブームを巻き起こした大ヒット作の海外版登場】 若者から熟年層まで幅広い層の人々が足を運び、TVドラマもスタートするなど大きな話題を振りまいたヒット作。8月末のモントリオール映画祭で上映された海外版がお目見え。
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制作年:
【勤労と勉学を両立させた偉人の若き日を映画化】 薪を背負いながら勉学に勤しむ銅像でおなじみの偉人、二宮金次郎の半生を少年期から青年期にスポットを当て映画化。両親の死と悲恋、貧しさと哀しみを乗り越える姿が胸を打つ。
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制作年:
東京の下町で必殺病院と噂されている薮井病院の院長・長介は、酒屋の娘・あやめに惚れる。ところが彼女は会津若松に住む大富豪に見そめられて養女になることに。かくて色と欲に目がくらんだ長介ら5人とヤクザ・黒木組が会津若松へ乗り込む……。
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制作年:
【信州の大自然の中で生を再発見する夫婦の物語】 『雨あがる』の小泉堯史の監督第2作。都会暮らしに疲れたエリート女医と、売れない作家であるその夫が信州に移り住むことを決意。奥信濃の村の人々とのふれあいに癒されていく。
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制作年:
【往年の人気アニメが 新進映像作家の手で甦る!】 1973年に放映されたTVアニメーション「新造人間キャシャーン」を実写化した野心作。宇多田ヒカルのPVで知られる紀里谷和明による映像世界は壮麗なCGに彩られたものだが、それ以上に言葉が音の塊として投げ込まれてくるインパクトが強烈。呪われた出自のミュータントたちが闘い合い、人間たちの絶望的なまでの欲望を明るみにするまでを、力強く描き出す。
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制作年:
【あのセガールが関西弁で求愛!?】 『沈黙の戦艦』などの“沈黙シリーズ“のスティーブン・セガールが、10年間の滞在経験がある日本を舞台にヤクザと戦う骨太な任侠アクション。怪気炎を上げる新興ヤクザ役の大沢たかおをはじめ、日本人キャストの豪華共演も見逃せない。恋人と愛を語らう、セガールの関西弁も要チェック!
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制作年:
男先生は村人の火葬や団体保険の集金、そして学校は、地区の売店や電話の取次店さながらの状態という、生徒数わずか21人の山あいの分校を舞台に、都会からやって来た女先生と村人を交えた子供たちとの、型破りでほのぼのとした交流を描く。熊谷勲の第1回監督作。ビデオ発売時タイトルは「イーハトーブの赤い屋根」。
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制作年:
庄野英二の同名のロングセラー小説の映画化を20数年間夢見続けてきた若杉光夫の執念の作品。高原の牧場で働く戦争で記憶を失った男と、森に住むジプシーたちとの心の交流をニュージーランド・ロケを敢行して仕上げたメルヘンタッチの作品。撮影は名手・岡崎宏三。
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制作年:
寺尾聰が枯れたキャラクターを渋く演じるハードボイルド・ロマン。かつては敏腕刑事として鳴らしたものの、今ではオカマ・バーで飲んだくれの日々を送る草薙。ある日、彼の面倒を何かとみていた元刑事が何者かに殺された。草薙は恩人の死の謎を探るうちに、巨大な麻薬シンジケートの存在に気づく。
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制作年:
1972年の発売以来、小学生の間で人気の児童文学のベストセラー“ズッコケ三人組“シリーズ。その第11作の映画化で、瀬戸内海に面したミドリ市の花山第二小学校を舞台に、生徒会長選に立候補することになったズッコケ三人組の奮闘を描く。「タスマニア物語」の助監督を務めた中島俊彦の監督第1作。
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制作年:
黒澤明を師と仰ぐスティーヴン・スピルバーグとジョージ・ルーカスが製作に協力し、ワーナー・ブラザースが世界配給を受け持ったという、まさに世界のクロサワならではのスケールの大きな作品。全8話で構成される監督自身の“夢“の世界を、時には美しく、時には残酷に描いたオムニバス形式の映画だ。きつねの嫁入りを見てしまう夢、吹雪の中で雪女に会う夢、戦死した戦友の亡霊が現れる夢、晩年のゴッホに出会う夢……。様々な夢に不安と希望を描き、文明社会への批判と人間の自然とのかかわりの大切さを説いたこの作品は、黒澤明の追求してきたヒューマニズムの結晶といえる。
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制作年:
前作「釣りバカ日誌スペシャル」の森崎東監督から栗山富夫監督に戻ったシリーズ第8作。出張にかこつけ、福井の海岸で釣りをしていたハマちゃんとスーさんは、知的な風貌の美女・田上彩子と知り合う。誘われるまま二人に加わり、釣りの興奮を味わう彩子。東京に戻って、スーさんは偶然入った歯医者で彩子と再会、ハマちゃんには香港に出張と偽って週末に釣りに行く約束をする。ところが、現場でハマちゃんとバッタリ! 嘘をついていたスーさんが許せないハマちゃんは、絶交宣言。辞表をFAXで送りつける。ハマちゃんの妻・みち子さんを、石田えりに代わって新たに浅田美代子が演じている。
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制作年:
黒澤明が、敬愛する随筆家・内田百間とその門下生たちのふれあいを描いたヒューマニズムあふれる一作。黒澤の遺作となった作品。教え子たちのたまり場である百間先生の家を舞台に、自由な人生を謳歌する先生と弟子をめぐる様々なエピソードが人情味豊かに描かれていく……。黒澤映画の常連に所ジョージを加えたユニークなキャスティングに注目。
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制作年:
終戦直後の新宿2丁目、通称“赤線“を舞台に不幸にめげず明るく生きる娼婦サチコの物語。成人映画的な題材をさわやかでメルヘンチックな甘い青春映画に仕上げている。サチコに求婚する誠実な若者をはじめ、彼女の周りは善人ぞろい。娼婦たちはみな女学生のように明るい。
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制作年:
後藤久美子が、マドンナ役を前作に続いて連投した作品。寅の甥、満男の憧れの少女・泉が愛人と同棲している父親を探しに九州へと向かう。これに満男がついて行ったから、“とらや“は大騒ぎに……。女性にフラれることで、共感を覚える伯父と甥という展開は、寅と満男に新たな関係を生み出した。
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制作年:
マドンナに真野響子、特別ゲストで嵐寛寿郎が出演。例によって“とらや“の面々とケンカをして寅次郎は愛媛へ。墓参りの美しい未亡人と出会って慕情が募る。そして大洲城18代目の城主だというヘンな老人も登場して……。
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制作年:
A・クリスティの『ホロー荘の殺人』を野村芳太郎が翻訳して映画化。とある別荘に集まった人々の、複雑に絡んだ人間関係が殺人を呼ぶという内容。この作品以前に金田一耕助を演じた石坂浩二がここでも探偵まがいの小説家を演じている。室内劇スタイルで贈る極上の犯人当てミステリー。
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制作年:
「ユキがロックを棄てた夏」などの自主映画で名をはせた長崎俊一の劇場用映画第2作。原作は同名の実話手記で、“ツッパリ”とレッテルを貼られた高校生4人が、仲間の死を乗り越えてロック・コンサートを開くまでを、みずみずしく描いている。俊介は母と妹とともに東京から松本に引っ越してくる。転校早々ツッパリのミネさとトンダからケンカを吹っかけられるが、それもいつしか友情に変わっていった。彼らの夢はロックバンドを結成し、コンサートを開くことだった。しかし、デビューを目前にして、ミネさが交通事故で死んでしまう。長崎監督はいきいきとしたシーンを積み重ね、青春の痛みとひたむきさを描いた。