ジャン・レノ
ジャン・レノの詳細情報・プロフィール
- 生年月日
- 1948/7/30
- 身長
- 187cm
- 出身地
- モロッコ/カサブランカ
- 活動期間
- 1980年 -
- 詳細
- フランス人としては現在、国内外で最も人気が高い俳優。頼れる大人の男の渋さと優しさを兼ね備えた存在感が魅力だ。本名はドン・ホアン・モレノ・イ・ヘデリケ・ヒメネス。両親はスペインのアンダルシア地方出身で、フランコの独裁政治を逃れてモロッコに辿り着き、その地で彼を育てた。17歳でフランスに渡り、演劇学校で演技を学ぶ。劇団の巡業でフランス中を旅して演技を磨き、特に舞台演出家のデディ・フラマンに気に入られ、77年から81年まで彼の全ての舞台に出演した。79年には映画界にも進出、コスタ=ガヴラス監督の「Clair de femme」に端役で長編デビューを果たす。注目されたのは、83年にリュック・ベッソン監督の初期の傑作「最後の戦い」に1 フランで出演したことから。主人公と戦う男役で不気味な存在感をアピールしてベッソンに気に入られ、翌年の「サブウェイ」では地下構内で演奏するドラマー役で出演。そして、世界的にベッソンの名を知らしめた「グラン・ブルー」(88)では主人公の素潜り対決の宿敵で男らしいのに繊細なエンゾを演じて絶賛され、セザール賞助演男優賞にノミネートされた。さらには同じくベッソンの「ニキータ」(9 )に出演、“掃除人”役で強烈な存在感を放った。そのキャラを膨らませた「レオン」(94)で家族を殺された少女に銃の手ほどきをする孤独な殺し屋を演じ、世界的に大ブレイクした。一方、フランスでは「おかしなおかしな訪問者」(92)での真面目顔のコミカル演技も愛されていて、「レオン」と2年連続でセザール賞最優秀男優賞にノミネート、続編「ビジター」(98)も作られている。「フレンチ・キス」(95)からハリウッド映画に出演、「ミッション・インポッシブル」(96)では悪役で登場したが、全く精彩を欠く使われ方をしていたのは残念。「奥サマは魔女」(97)や「ロザンナのために」(97)のようなキュートな小品ではコミカルな一面を発揮。「RONIN」(98)ではロバート・デ・ニーロとの共演で持ち味の渋い魅力を活かし、ハリウッドでは一番売れっ子のフランス人俳優となる。「マトリックス」のエージェント・スミス役を蹴って「GOZILLA ゴジラ」(98)に出てしまったり、広末涼子のパパ(！)を演じた「WASABI」( 1)や「ローラーボール」( 1)などちょっとトホホな映画選びは愛嬌のうち。猟奇殺人を追う刑事を演じたサスペンス「クリムゾン・リバー」( )は大ヒット。同じ役はやらないと公言していた彼だが、続編「クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち」( 4)では再びニーマンス警部役で登場。ジュリエット・ビノシュとの初共演が見ものの「シェフと素顔と、おいしい時間」( 2)では眼鏡をはずして髪型を変え、病的に神経質なカリスマ・シェフという新たな役に挑戦している。フランシス・ヴェベール監督のコメディでジェラール・ドパルデューと初顔合わせの「ルビー＆カンタン」( 3)では、寡黙でフィルムノワールな男を演じつつも、女装をしたりなど、さりげなく笑いを誘った。渋い役から悪役、コミカルな役までこなせる器用な俳優だが、もう一度渋いレノ様にお目にかかりたいものだ。「ダ・ヴィンチ・コード」では、ルーヴル美術館での猟奇殺人を捜査するベス・ファーシュ警部役で登場した。私生活では、最初の結婚で2人の子供に恵まれるが破局。現在は、96年に結婚したモデルの妻ナタリーとの間に2人の子供が誕生している。下積み時代に日本人と仕事をしたことがあるため、片言なら日本語が話せ、CMにも引っ張りだこだ。
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活動内容
1980年：テレビ・舞台デビュー
1982年：映画デビュー
1990年：ブレイク
1995年：アメリカ進出
2000年：ヨーロッパ映画賞 - 引用元リンク
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アーニャは、きっと来る
制作年：2020年11月27日（金）公開