綾野剛『ホムンクルス』予告&ポスター解禁 主題歌は常田大希率いるmillennium parade
俳優の綾野剛が主演を務める映画『ホムンクルス』より、予告映像と本ポスタービジュアルが解禁された。予告映像は、King Gnuの常田大希が率いる音楽ユニット・millennium paradeが本作のために書き下ろした主題歌「Trepanation」を収めたものとなっている。
【動画】ホムンクルスの衝撃的な姿を次々と目撃!『ホムンクルス』予告
本作は、山本英夫による伝説的カルト漫画の映画化。記憶も社会的地位もなくしたホームレスの主人公(綾野)が、頭蓋骨に穴を開ける実験「トレパネーション」を受け、左目に人間の心のゆがみが異形となって見えるようになるという衝撃のストーリーを描く。
綾野のほか、メインキャストとして、成田凌、内野聖陽、岸井ゆきの、石井杏奈が出演する。監督は、『呪怨』シリーズや現在公開中の『樹海村』など国内外で活躍する清水崇。主題歌は、プロデューサー/ソングライターの常田大希が率いる音楽ユニット・millennium paradeが、本作のために楽曲「Trepanation」を書き下ろした。また、millennium paradeに参加しているermhoiと江崎文武が劇中音楽を担当している。
一流ホテルとホームレスが溢れる公園の狭間で車上生活を送る記憶喪失の名越進(綾野)の前に、ある日突然、医学生・伊藤学(成田)が現れる。そして伊藤に薦められ、名越は期限7日間、報酬70万円を条件に、第六感が芽生えるという頭蓋骨に穴を開けるトレパネーション手術を受けることになる。術後、名越が右目を瞑って左目で見ると、人間が異様な形に見えるように。その現象は、「他人の深層心理が、視覚化されて見えている」と言う伊藤。そして彼は、その異形をホムンクルスと名付けた。やがて、ホムンクルスと化した人々の心の闇と対峙していく中で、名越の過去が徐々に紐解かれ、自らの失った記憶と向き合うことになる。
予告映像は、名越が伊藤に薦められてトレパネーション手術を受ける場面からスタート。術後に名越は、人間の本質像を具現化したホムンクルスの衝撃的な姿を次々と目撃。そしてトラウマを抱えた者たちの心のゆがみや、謎の女(岸井)と関わっていく姿が映し出されていく。そんな映像に主題歌「Trepanation」が重なり、独特の世界観をさらに盛り上げている。
本ポスタービジュアルは、綾野演じる主人公・名越の右目を隠した象徴的なポーズを起用したもの。横には「俺は、何を見てるんだ?」というコピーが添えられている。
主演の綾野は、主題歌の楽曲「Trepanation」について「ホムンクルスの驚愕の世界に迷い込んだ人間たちを、さらなる深淵に誘う猛毒を遥かに越える劇薬『Trepanation』が誕生しました。もはやmillennium paradeに限界は無いのか。ホムンクルスと作品マッチング純度100%のTrepanationを是非、映画館とNetflixで爆音体感してください」とメッセージ。
millennium paradeの常田は「“Trepanation”というめちゃくちゃに格好良い曲を書き下ろしました。ホムンクルスの撮影にお邪魔した時に、偶然声をかけてきてくれたFriday Night Plansのマスミちゃん。今回そんな縁もあり、初めて一緒に音楽を奏でた訳ですが、こりゃあとんでもねえシンガーがおるもんだ、と驚愕。正に日本の宝です。そしてお馴染みブラザー綾野剛との2度目のタッグという訳で、まためちゃくちゃいい曲出来ちゃった訳で、まあなんて相性が良いのでしょうか。皆様公開をお楽しみに!」とコメントを寄せている。
映画『ホムンクルス』は4月2日より期間限定公開。