<三石琴乃×水樹奈々×井上麻里奈>「えっへん!」と自慢したくなる仕上がり 劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」でタッグ
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――最後に、本作の見どころ・作品への思いを改めてお話いただければと思います。
水樹奈々
水樹:最初に台本をいただいたとき、セーラームーンは何でこんなにも過酷な運命を何度も突き付けられるんだろうと涙しました。それでも諦めずに前を向いて、全力で立ち向かっていく姿を見て胸が熱くなりましたし、やっぱりうさぎちゃんが大好きだなと改めて感じました。大切な人たちのために戦う、うさぎちゃんやセーラー戦士たちの勇姿をぜひ劇場で見守っていただければと思います。
井上:自分が大好きで読んでいた漫画の最後がついに映像化されるんだという思いでいっぱいです! 「セーラースターライツ」は、「自分たちのプリンセスを探す」という目的で、ひたすらに自分たちの熱い思いを歌や力に変えます。そういった真摯な姿は美しく、そして切なくもあるんですよね。そんな彼らの活躍にも、ぜひ期待していただきたいです。
井上麻里奈
三石:完成品を見たとき、大きな喜びを感じました。限られた尺のなかで様々なキャラクターたちの想いが色濃く表現されたいい映像になっているのではないかと思い、今は「えっへん!」と、ちょっと自慢したくなるような気持ちでいます(笑)。また要所要所で90年代「美少女戦士セーラームーン」のリスペクトを感じるシーンがあるのも注目ポイントですね。高橋(和也)監督に感謝です。特に前編は、作品を知っている方ならオープニングからワクワクすると思います。素敵なセーラー戦士たちが躍動する映像なので、もちろん初めて見る方も楽しめますよ。
――私は小学生の頃に90年代の「美少女戦士セーラームーン」を見ていました。男性の私でも、毎週楽しみにしていた記憶があります。
三石:でも、当時はあまり周りには大きな声で言えなかったでしょ?
三石琴乃
――確かに、思い返すとそうだったかもしれません。
三石:当時は女の子向けアニメを大人が見る、男の子が見ていると言えない時代だった気がします。でも徐々にそれが抑えきれなくなり爆発して、一気に社会現象になったんですよね。本作も年齢・性別問わずに、みんなで愛を爆発させて欲しいと思います。
(取材・文:M.TOKU 写真:小川遼)
(C)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーン Cosmos」製作委員会
劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」は、≪前編≫が6月9日、≪後編≫が6月30日より全国公開。