3時のヒロイン・ゆめっちから江頭2:50まで 休養乗り越え復活した芸人たち その理由や心境とは
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■ナインティナイン・岡村隆史
ナインティナイン・岡村隆史
デビュー直後から大ブレイクを果たし、コンビ結成30周年を超えてもなお、お笑い界の第一線で活躍し続けているのがナインティナイン。
2010年春、数々のレギュラー番組に加えて主演映画のプロモーション活動、さらに1人舞台の準備に追われていた岡村隆史の体調が悪化。相方・矢部浩之の勧めでおよそ5ヵ月にわたって芸能活動を休止した。
岡村は休養に入るまでの心境について、2020年に出演した番組の中で「映画をやらしてもらって、やらしてもらったのはいいんですけど、自分がなんにもできてないというふうに思って、そういう仕事きたときもちゃんとできるようになっておかなアカンなと思って舞台をやろうと思って。舞台を計画して、でも、台本とか直しているうちに寝れなくなって、そっから一気に気持ちがバァー下がっていってしまって」とコメント。当初は休養を取ることをためらっていたものの「でも休むことで気持ちが戻ってきた。もう1度ちゃんとこのお仕事をやりたいなと思いだした」と語っている。
■キングコング・梶原雄大
キングコング・梶原雄大
養成所在籍中からお笑いの賞レースに出場し、“ポスト・ナインティナイン”とも称されていた漫才コンビ・キングコング。大阪でアイドル的な人気を博し、程なくして東京へ進出。コンビの人気も絶頂に達した2003年、梶原雄大が突如“失踪”してしまう。
梶原は復帰後に出演したテレビ番組の中で、失踪した最初の3日間の記憶がないことを告白。気づいた時には兵庫県・宝塚市内のカラオケボックスにいたそうで、携帯電話の電源を入れたところ、先輩芸人FUJIWARAの藤本敏史から着信があり、休養を取ることや病院へ行くことを勧めてくれたとのこと。
失踪からおよそ2ヵ月半、梶原は休養。その間、相方の西野亮廣は少しでも梶原が復帰しやすいようにと単独での仕事を入れずに待ち続けた。2022年のインタビューの中で、芸能界に復帰できた理由について「やはり西野(亮廣)の存在が大きい」「西野が待っていてくれていた、そして2ヵ月半待たせてしまった、という部分が大きかった」(※1)と語っている。
■ネプチューン・名倉潤
ネプチューン・名倉潤(写真左)と、妻の渡辺満里奈
お笑いトリオ・ネプチューンのメンバーで、バラエティ番組ではMCを担当することも多い名倉潤。切れ味鋭いツッコミがトレードマークの名倉だが、2018年6月に頚椎椎間板ヘルニアの手術を行ったところ、術後の経過は良好だったものの、身体へのダメージがストレスになりうつ病を発症。2019年8月から約2ヵ月にわたる休養に入っていた。
相方の堀内健が出演したラジオ番組で名倉の休養を振り返った際に、名倉が普段は物静かでクールなため、彼の心身の不調に気づけなかったとコメント。また名倉本人にもうつ病という自覚がなかったことを明かし、話を聞いた相方の原田泰造が病院へ行くことを勧めたことも明かしていた。
また、名倉の妻でタレントの渡辺満里奈は、2020年に出演したトーク番組で夫の休養を「使命感もあると思うんですけど、その時は私しか治せないと思いました」と夫婦愛あふれる言葉で振り返った。「ベッドに入ると涙が出てくるとかだったんですけど、近しい友だちに話を聞いてもらったり…。泣いて(解消していた)」と当時の精神状態についても語った。
引用:「3時のヒロイン ゆめっち」インスタグラム(@yumecchi_3h)
「かが屋 加賀翔」インスタグラム(@kagaya_kaga)
「ネプチューン 名倉潤」インスタグラム(@nagrat1968)
※1 カジサック、『はねトび』時代の“失踪事件”を振り返る 復帰できたのは「西野のおかげ」 クランクイン!trend
https://www.crank-in.net/trend/interview/111621/1(参照 2022‐7‐29)