元宝塚・綺咲愛里が語る“コロナ禍のエンタメ” 「劇場という空間は無くしたくない」
昨年10月に宝塚歌劇団を退団した、元星組トップ娘役の綺咲愛里。半年強の充電期間を経て再スタートが決まり、10月には1st写真集『Airi Kisaki 1013』の発売を控えています。今回は、そんな綺咲に、“今だから考えること”をインタビュー。宝塚音楽学校を受験した際には、宝塚の舞台を観たことがなかったという意外な一面や、コロナ禍で考えた舞台への思い、今後の目標などを聞きました。(取材・文=望月ふみ/写真=松林満美)
【写真】可憐で品のある笑顔を見せた綺咲愛里
初めは放心状態というか、心にぽっかり穴が開いたような感じでした。物理的に時間が出来て、これまではすべての時間を宝塚の舞台のために費やしてきたんだなと改めて感じています。これからは色々なことに挑戦していきたいと思っています。
/> /> そうなんです(苦笑)。宝塚音楽学校に入学できたのは、私の人生が180度大きく変わった瞬間でした。入学してからはとにかく1日をこなすのに精いっぱいで、舞台に立つことも考えられませんでした。音楽学校を卒業して歌劇団に入学し、初舞台に立てたときには、このキラキラした世界の一員になれたのだと純粋に嬉しかったですし、同期で踏む最初で最後の舞台だったので、とても思い出に残っています。
Src="https://tersino ――宝塚を卒業されて、半年以上が経ちました。
Site/proxy Class="title3">――星組トップ娘役を務められた綺咲さんですが、もともと音楽学校を受験されたときには、宝塚への知識は全くなかったとか。
「紅ゆずるさんは、私のすべてです」
――初舞台のときと卒業公演の千秋楽のときの、ご自身を振り返るといかがですか?
Class="title1">■音楽学校受験時には宝塚を知らなかった!?
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