『ジョーカー』『IT/イット』、秋はピエロ映画が見逃せない!
この秋、アメリカから2大ピエロが、日本に上陸します。映画『ジョーカー』のジョーカーと『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』のペニーワイズです。どちらもピエロの装いで、ワーナー・ブラザース出身、さらに孤独であるなど、共通点がたくさんあります。『ジョーカー』も『IT/イット』も、この秋見るなら間違い無しの傑作。今回は、この2作品を紐解いていきます。
【写真】すっぴんのジョーカー
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次ページ:『ジョーカー』『it/イット』に共通点? Target="_blank"> Class="insert">アーサー・フレック(ホアキン・フェニックス) 2019 Site/proxy /> />
/> また、弱者を守ったり、マイノリティーの権利を尊重したりと、意識改革が進んだ面もありますが、正しさが重視される中で、歪んだ正義感に振り回される機会も増えました。しかも、“他人の人生評論家”と言いましょうか、ちょっと首を突っ込みすぎる人も、多数見受けられるように…。
/> Href="https://tersino
/> /> Src="https://tersino 生きづらい社会の中で、他者への思いやりが薄れてきていると先程書きましたが、人が他人への共感や思いやり、愛情をなくした世界が、映画の中のゴッサムシティです。また、『ジョーカー』が生み出す共感は、倫理観の崩壊のためではなく、社会に蔓延する問題を、どう対処するかを考えるきっかけのためにあります。
Class="insert">ジョーカー(ホアキン・フェニックス) 2019 本作で映るほとんどのシーンのジョーカーは、ぎりぎり人間の心を保っているアーサー・フレック時代。アーサーは、貧困や失業、精神疾患、家庭問題など、犯罪に手を染めず、真っ当に生きた人間でさえも、衝突しうる問題を抱えた人物です。凡人には思いつかない狂気を提示してきた従来のジョーカーと違い、今回のジョーカーは、あまりにも一般人との共通点が多く、それゆえ彼の堕ちていく姿に、大きな共感を得てしまう危険な魅力を持っています。
/> 本作は、dcコミック「バットマン」の悪役ジョーカーの誕生を描いた物語。これまでに、シザー・ロメロやジャック・ニコルソン、そしてヒース・レジャーなど、様々な俳優がジョーカーを演じてきましたが、ホアキン・フェニックスが演じたジョーカーは、唯一無二の存在として描かれています。
■現代社会に警鐘を鳴らす『ジョーカー』
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