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制作年:2012年11月23日(金)公開
『舞妓Haaaan!!!』『なくもんか』の水田伸生が井上真央を主演に迎えた最新作。大分市役所に勤める主人公が、市のPRのために命じられた“女子綱引きチーム“の結成に挑戦。その過程で生まれた絆がコメディタッチで語られる。廃止寸前の給食センターで働く主人公の母親役を松坂慶子が、男子綱引きチームに所属するコーチを玉山鉄二が演じる。
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制作年:2009年5月23日(土)公開
『時効警察』の三木聡と麻生久美子がタッグを組んだ脱力系の冒険コメディ。担当雑誌の廃刊を機に、出版社を辞職したハナメは人生のリセットを試みることに・摩訶不思議なタイトルや奇抜なキャラクター描写をはじめ、ユーモアと謎に満ちた“三木ワールド“は健在。古着をリメイクした衣装がキュートで、麻生と加瀬亮の掛け合いも絶妙だ。
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制作年:2008年11月1日(土)公開
夫と子供に囲まれ、何げない日常を送っていた主婦とし子は病に倒れ、余命を宣告される。間もなく訪れる“その日“に向けて、家族は懸命に生きていくが……。出版と同時に絶賛を浴びた重松清の連作短編集を、精力的に新作を発表し続ける大林宣彦監督が映画化。南原清隆と永作博美が主演を務め、残り少ない日々を懸命に生きる夫婦役を演じている。
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制作年:2007年12月1日(土)公開
日本を代表する娯楽活劇として今も愛され続ける黒澤明の名作『椿三十郎』が45年ぶりにリメイク。口は悪いが人情深く、何しろ滅法腕の立つ浪人、椿三十郎の活躍がオリジナル脚本そのままに展開する。この難易度の高いチャレンジに挑むのは日本映画界を代表する俳優・織田裕二と、質の高い娯楽作品に定評のある監督・森田芳光。全映画ファンの期待が高まる。
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制作年:2006年11月3日(金)公開
『3年B組金八先生』など数々の名作TVドラマを手掛けている生野慈朗監督が、東野圭吾の同名小説を映画化。殺人犯を兄に持ってしまった青年の魂の行方を真摯に描き出す。刑期に服す兄に扮した玉山鉄二の真に迫った演技がすばらしい。
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制作年:2001年12月15日(土)公開
「源氏物語」の世界を主人公、光源氏と作者、紫式部の生き様を交錯させながら見つめた意欲作。天海祐希が魅せる艶姿もさることながら、狂言回し役の松田聖子が鮮烈な印象を残す。
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制作年:1998年9月12日(土)公開
組の解散式を前にしたヤクザたちの右往左往ぶりを、心優しく見つめた愉快な集団劇。舞台を事務所内に限定した展開から9人の男女それぞれの個性と人情が浮き彫りになっていく。
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制作年:1998年8月8日(土)公開
プロモーションおよびライブ・ビデオなどで活躍中の監督、中野裕之が映画に初挑戦。交流の深い布袋寅泰を悪役の素浪人に配し、モノクロ画面の新感覚時代劇を作り上げている。
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制作年:
不幸な女性を幸福にするという契約を天使と交わして地上に戻る、死亡した売れっ子ホストと、離婚の傷が癒えない孤独なOL。愛を信じない男と、愛を信じたい女の間に芽生える心の絆をロマンティックかつコミカルに描いたラブ・ファンタジー。クリスマス・イヴに奇跡が訪れるクライマックスでは、ハート・ウォーミングな味わいを与えてくれる。
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制作年:
下町の中小企業の社長が急死。遺産は想像以上に多く50億円を超え、それには遺書がないため法律通りに分配されることになる。この会社を大きくしたのは専務の喜久恵だったが、内縁の妻であるため彼女に遺産が入って来ないと知り……。内縁の妻と本妻の遺産をめぐる闘いを緊張感をはらんでリアルに描いていく。
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制作年:
【有明の海を舞台に描かれる少女と精神病患者の交流記】 心に深い傷を持つ少女が精神病患者たちの励ましにより自己を取り戻していく姿を、病人が起こした殺人事件の背後にあった真実と共に描く。主演に抜擢された上良早紀の瑞々しい演技が光る。
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制作年:
【新作「RED SHADOW…」も待機中中野裕之のネオ社会派映画】 「SFサムライフィクション」の中野裕之がまたまた“SF“をキーワードに4つのエピソードを紡いだ監督第2作。恋愛ドラマに環境問題を織り込み、ポジティブで真摯なメッセージをスタイリッシュに発信。
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制作年:
【“SF“組キャストも集結!中野流“忍者“ムービー】 「Stereo Future」の中野裕之監督による大胆不敵な新型忍者活劇。麻生久美子から舞の海までビビッドなキャスティング&切れ味鋭いアクションで、時代劇のイメージをリニューアルする。
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制作年:
アノ手コノ手の法的テクニックを駆使して、借金で首の回らなくなった善良な市民を救う“夜逃げ屋本舗“たちの活躍を描いた痛快活劇の第2作。カード・ローン地獄に陥った人々のため、今は自己破産手続きの代行業に精を出している“夜逃げ屋“の面々。悪徳金融会社の冷酷非情な取り立てに、怒りを爆発させた彼らの闘いぶりをコミカルに活写する。
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制作年:
1975年に死亡した俳優、加東大介が自らの戦争体験をまとめた原作をもとに映画化。1995年、ニューギニアのジャングルで日本兵の須藤が発見され、戦友の叶谷が迎えに行く。迎えのヘリを待つ間、須藤はなぜジャングルに残ったかを話し始めるのだった。戦争が終わったことを知った時、仲間を戦死させた司令官たちを殺し、自決するという村井中尉と須藤は対立、須藤の説得に負けた村井はその場で自決してしまう。そのことで、須藤はこの地に一人残り、仲間の霊を慰めることを決意したのだった。
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制作年:
吉永小百合が“耐える女“からイメージ・チェンジを図り、八代亜紀とのコンビで人情コメディに挑戦した作品。失踪した夫を追って九州へ向かう吉永と、借金取りの八代、これに吉永の幼友だちの風間杜夫が絡む。吉永はソープランド嬢に扮したりと意欲的だったが、いきのよさに欠けた。
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制作年:
高樹のぶ子の同名小説をもとに、強い絆で結ばれた女性二人の友情と愛の葛藤を描く岩下志麻と吉永小百合の初共演作。クローン病という難病に冒された沢田八重は、ちぎり絵師として第二の人生を送るため、学生時代の親友・鳥飼希代子のいる函館にやってきた。40代を迎えた二人は大学時代からの友人で、学生運動のリーダー・淡路新一郎をともに愛し、希代子は未婚の母となっていた。再会を喜ぶ二人だが、希代子は息子・光生が、死んだことになっている父親が生きているとの噂を聞き真実を問いただしてくるという悩みを打ち明け、八重に新一郎の
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制作年:
【何があっても乗り越える! 感動の第2章登場】 在日朝鮮人が抱える問題を背景に、在日朝鮮人と日本人の高校生の交流を感動的に描いた『パッチギ!』の続編が登場。舞台を'68年の京都から'74年の東京に移し、成人したアンソンとキョンジャ兄妹が新たな壁にぶつかっていく様を綴る。アンソンには井坂俊哉、キョンジャには中村ゆりと、新しい顔ぶれで送る、井筒和幸監督による“命“と“愛“の物語だ。
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制作年:
銀行の新入社員・峰雄は上司のすすめで見合いをした。相手は老画家の養女・みな子で不思議な魅力のある女だった。峰雄はたちまち一目惚れしてしまい、誘われるままに彼女を抱いてしまう。父娘相姦と若者の恋を美しい京都の風景の中にしっとりと描く。サド・マゾ性倒錯の世界が、小沼監督独自の耽美センスのもとに結実している。
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制作年:
「僕らはみんな生きている」の監督・脚本・撮影のトリオが再び結集、すべてタイ・ロケで行われた詐欺師コメディ。バンコクで添乗員をしている紺野みすずは、日本人相手のセコい詐欺師コンビ、飛田林&ジョイと知り合う。ところが他人のミスで会社から大目玉を食らった彼女が二人に急接近、奇妙な三角関係になって……。ロケ効果を活かしたエキゾチックなタイの雰囲気と、“肩の力を抜いた演技“が楽しい。
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制作年:
南米で客死した夫を巡り、理想的な葬儀を行おうとする妻、それに反対する親戚たち、謎の男女、まったく無関心な娘らが入り乱れ、死体争奪ゲームが展開。「ひき逃げファミリー」の監督=脚本コンビが再び放つ、ブラックなホームドラマ。伊丹十三の「お葬式」の反対をいく“バチ当たり“コメディ。
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制作年:
芥川賞作家・畑山博が描いた都会の片隅で知り合った男と女の同棲物語を、「八甲田山」などの助監督だった中田新一が映画化した作品。小説発表後、女優の出演志望や企画申し込みが殺到し、一時は原田美枝子が自ら主演・監督して製作に入ったというエピソードも。美保純の好演が光る。
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制作年:
児童映画の分野で活躍してきた神山征二郎が、埼玉文化協会活動の一環として手掛けた意欲作。彼の監督協会新人賞受賞第1作となった。捨て子の時に拾って育ててくれた男に連れられて飯場を転々としている少女が、埼玉県の新興住宅地を舞台に、地元の対立する子供たちを仲よくさせていく様子を描く。
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制作年:
第二次大戦末期から現代までの日本と朝鮮半島を舞台に、最初は強制されて、その後は自分の意思で、両国の間に横たわる海峡を三たび渡った韓国人・河時根(ハー・シグン)の憎しみと愛に彩られた半生を描いた大河ロマン。「月光の夏」「ひめゆりの塔」と、ヒューマニズムあふれる作風が高く評価される神山征二郎が本作でも難しいテーマを見事に演出。キャストは総じて好演だが、とりわけ主人公の妻に扮した南野陽子が、時代の波にほんろうされる女の哀しみを絶妙に表現した。原作は吉川英治文学新人賞を受賞した同名小説。日本映画としては初めての韓国ロケを行った作品。韓国で試写が予定されたが、韓国政府の反対により、中止された。
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制作年:
博多郊外のとある一家の4人姉妹、波留子・奈津子・亜紀子・布由子。それぞれの生き方を横糸に、陽気な次女・奈津子がOL生活を捨てて上京しモデルになるという小波乱を縦糸に綴る。五木寛之のベストセラー小説を原作に、新世代のふわりと漂うような生活実感を捉えた、東監督得意の新感覚映画。脚本を使わずダイアローグ・ライターの粕谷日出美がセリフを手掛けている。
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制作年:
“たかが熱海で、一介の工員が、よりによって浴衣の腰ヒモでブスを絞め殺したチンケな事件“を、“捜査は芸術だ“がモットーの警視庁の名物刑事が、一級の殺人事件に仕立て上げていくという、つかこうへいの傑作戯曲の映画化。名物刑事役を仲代達矢が怪演している。
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制作年:
劇団“自由劇場“のヒット・ミュージカルを、深作欣二が松坂慶子、風間杜夫という、「蒲田行進曲」のキャストを集めて映画化。1936年、上海にあるダンスホール“セントルイス“に集うジャズマンたちの、悲喜こもごもの人間模様。
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制作年:
明治の気概に生きた父と子の、波乱に富んだ生涯を描いた、尾崎士郎不朽の名作の映画化。主人公・青成瓢吉と、彼を取り巻く人々の青春期にスポットをあて、原作の『青春編』『愛欲編』『残侠編』を一つにまとめた、3人の監督による共同演出の一編。
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制作年:
五社=宮尾コンビによる2本目の作品で、土佐・高知の遊廓が舞台になっている。侠客の世界に生きる父と遊女となった娘との愛憎を中心に物語が展開される。五社監督のダイナミックな演出は、女同士が風呂場で切り合いの格闘をする場面などで発揮。
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制作年:
結婚を反対されたわけでもなく、障害があったわけでもないのに“かけおち”という古典的な行為で愛を確かめようとする恋人たち。大竹しのぶがヒステリックなわがまま娘を、風間杜夫が優柔不断な男を、それぞれの持ち味を出しきって演じた。
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制作年:
明治時代に画家として、また未婚の母としてひたむきに生き、女性として初めて文化勲章を受けた上村松園をモデルに、その一生を描いた作品。メロドラマになりがちなテーマを、中島貞夫が清楚で気品あふれる画風で骨太の女性映画に仕上げた。名取裕子が好演。
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制作年:
もっぱら恋の道一筋に励む義経が、捕えた天皇の生母、建礼門院にぞっこん惚れ込み、何とかこれをものにしようとする姿をコミカルに描く異色時代劇ポルノ。最高裁でわいせつとされた原本『壇の浦夜合戦』のタイトルに“枕”の一字をつけ加えている。
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制作年:
大正時代、愛に芸術に命を燃やした男たち、女たちを豪華キャストで描く。晶子は何もかも捨てて、歌の師・与謝野鉄寛と結婚した。しかし年が過ぎ彼女が11人の子持ちになった頃、鉄寛はすっかり無気力になっていた。そんなある日、晶子は作家・有島武郎に出会い、ひかれていく。他にもアナキスト・大杉栄、女性社会運動家・伊藤野枝、近代演劇の巨星・島村抱月、スター女優・松井須磨子など歴史を彩った人物が次々登場。
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制作年:
1978年度城戸賞に入選作した小林竜雄の脚本をもとに、藤田監督が現代の壊れやすいニューファミリーを淡々と描く。「赤ちょうちん」「妹」の系譜に連なる作品。風間が吐く“くたばれ!ニューファミリー”の台詞が、1970年代後期の時代の気分を感じさせる。
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制作年:
映画の花形スターと、その取り巻きの大部屋俳優のサド・マゾ的関係を軸に、スターの子を宿した落ち目の女優を交えた3人の奇妙な人間関係を、映画製作の内幕に絡めて描き出した人情喜劇の傑作。原作および舞台の持つ毒は薄められたが、映画は独自の辛口のコメディとして成功し、各映画賞を独占した。花形スターの銀四郎は、妊娠した恋人の女優・小夏を彼の取り巻きの一人・ヤスに押しつけ結婚させてしまう。ヤスは危険を顧りみず生活費のためスタントマンをやるが、生傷がたえない。松坂が二人の間で揺れ動く女心を好演し、見事なヒロインぶりを見せた。カツドウ屋たちの心意気を感じさせる力作。
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制作年:
第1回山本周五郎賞を受賞した山田太一の小説を、大林宣彦が映画化した傑作ドラマ。妻と別れ、孤独な日々を送るシナリオライターの英雄は、生まれ育った浅草へ出かけ、12歳で死別したはずの父母に出会う……。生者と死者が共存してドラマが生まれるファンタスティックな家族劇。
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制作年:
1959年に仲代達矢主演で映画化された大藪春彦の同名小説の再映画化。村川透=松田優作の、のりにのっているハードボイルド・コンビによる痛快な一編。戦地を渡り歩いた元カメラマンが、管理社会に犯罪で挑むピカレスク・ロマンである。これが出世作となった鹿賀丈史の悪役ぶりが光る。
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