ラスボス小林幸子、ネットユーザーに感謝 ニコ超&コミケ、2014年を振り返る
老若男女の誰もが認める“大御所”でありながら、本来、重なるイメージのなかったネット界隈とのコラボレーションも目立つ小林。なかでも、先述のコミケへの出演は誰もが予想だにせず驚いたことだろう。進化し続ける今の小林を象徴するできごとだったが、当時の感想も振り返ってもらった。
「当日はミニアルバム『さちさちにしてあげる』を1500枚販売したんですが、売り切れてからも並んでくださる方たちがいて。一人ひとりと握手する中、『ポケットモンスター観てました』とか『クレヨンしんちゃん覚えてます』とか、言葉をかけてくれてうれしかったですね。ネットに後ろ向きなイメージを持つ大人たちもいるけど、みんな優しくて素直な子たちばかりです」。
11月17日にはデビュー以来初となる日本武道館での単独公演を成功に収め、さらなる展開も期待される小林。51年目を目前にして「思い込みを捨て、思いつきを拾う。夢は叶えるものだから、これからも楽しみながら気持ちをみなさんに届けられるよう進んでいきます」と締めくくっていた。(取材・文・写真:カネコシュウヘイ)
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