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秋元才加「私は女優です」“ブレない”きっかけをくれた三谷幸喜の言葉とは

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元AKB48・秋元才加が「女優」について語る
元AKB48・秋元才加が「女優」について語る クランクイン!

 小説とコミックの投稿コミュニティー「E★エブリスタ」で1660万ダウンロードを超える爆発的なヒットを遂げたサスペンススリラー小説『奴隷区 僕と23人の奴隷』が実写映画化された。本郷奏多と共にダブル主演を務めたのは元AKB48の秋元才加。「AKB48を卒業してすぐに撮影が始まった」という、本人にとっての区切りとなる今作への想いや、女優という仕事に対する向き合い方を聞いた。

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 2013年8月にAKB48を卒業した秋元。その直後に撮影が始まった本作は、秋元にとって特別な作品という位置づけだと思われるが「あまり卒業後第1作目だからという意気込みはなかったのですが、それまでアイドルグループにいて、支配欲だったり、服従欲だったりという人間の奥底にある複雑な欲求などを表現する場面がなかったんですね。だからこれまでとは違った秋元才加を見せられるかも……という期待はありました」と心境を語る。

 そんな想いで臨んだ本作では、喫煙シーンや、床をなめるシーンなど、これまでのイメージとは違う秋元の姿が映し出されているが「自分の作品を観るのって恥ずかしいし、怖いんですよ」と苦笑いを浮かべる。その理由を「自信がないのかも……。というか自信がつくほどの経験を積んでないからだと思うんです」と語った秋元。

 確かに映画やドラマで主演を果たしたAKB48の元メンバーたちが「女優を目指しています」といった控え目な発言をすることは多い。その理由を秋元個人の意見として「コンプレックスなんだと思います」と分析。続けて「『はっきり女優ですって言えばいいじゃん!』ってことなんですよね。最近、私もすごくそのことを考えるんです。たぶん、予防線というか色々なことをやって逃げ道を作っていたんだと思います」と自らを顧みた。

 こうした秋元の想いの核心を突いたのが舞台『国民の映画』で演出を務めた三谷幸喜の言葉だという。「三谷さんが『秋元さんは(女優だと言うことに)自信が持てなかったり、怖がっているのは、経験がないということだけなんだと思います』って。さらに『秋元さんは、自分で意識しているよりもずっと女優という仕事が好きで、やりたいって思っているんじゃないですか? そうじゃなければ、そんなに女優ということに怯えたり、怖がったりしないですよね』って言われたんです」と述懐。

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