クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

仲里依紗、YouTube開設して1年 「目標は会いに行ける女優」

アニメ

■「目標は会いに行ける女優」YouTubeで自分を表現する楽しさを知る


 自身の核としている個性を、子育てだけでなくYouTubeでも遺憾(いかん)なく発揮している仲。テンションが上がると歌って踊り、愚痴もはくし、爆買いも報告するなど人間味があふれるその姿は、他の女優とは一線を画す。

 子育てや家事、女優業の傍らYouTubeの動画撮影・編集はすべて自身で担当。週2本ペースで公開し、今ではその数は100本を超えた。寝ずに作業をすることもあるが、YouTubeを笑顔で「楽しい」と即答し、「これまで偉い大人にカットされていた、今まで見せてこなかった面も全面的に出していますが(笑)。それは自分を信じたいから。誰かに『こうした方がいい』と言われてやるよりも、『こうしていたい』と思ってることを自分で表現できるのは楽しさの一つです」と説明。そのように「自分自身」をさらけ出すことへの怖さについても「あまり感じないですね。さらけ出してるつもりがないんです。これが私。やっとみんな気づいたのねという感じです(笑)」と否定する。

 カメラにしゃべり続けるスタイルもあってか、視聴者にとって友達のような身近な存在になった仲だが、「それが目標だった」という。「“会いに行ける女優”みたいな感じになりたくて。住所は公開できないけど、『それぐらいしてもいいよ』的な気持ちです(笑)。私はみんなのコメントやアイコンを意外と覚えていて、本当に友達みたいな感じで。友達はあまり多くない方でしたが、今では地球のあちこちに『いっぱい友達いるじゃん!』って思いますね」。

■ 15年目となる女優業は「塩こしょうみたいなもの」


 一方、YouTubeの視聴者からのコメント欄が大きな活力になっているという仲。「いろんな人の意見を見るのがすごく楽しい。役者だけだと作品に対しての意見だけど、YouTubeのコメントは全部私へのもの。普通に愚痴ってただしゃべるだけの回でも『泣きました』『生活感がありすぎて安心しました』と反響があって、みんなこういうことを知りたかったんだなと思いました。また、自分が思い描いてたより、いろんな人生があるんだなとも気付いて。人ってただ言いたいだけってこともあるじゃないですか? コメント欄がみんなにとって身近な人に愚痴を言うようなはけ口になればいいなとも思います」。

 そんなYouTubeの存在は日に日に大きくなっているようで、15年目となる女優業はYouTuberとして活躍する上で「やらないといけないもの」と称し、「真面目な女優業は塩こしょうみたいなもの。YouTubeだけだとただのふざけた人になっちゃう(笑)。ここで調整が効いてますね」と驚きの本音も。「本当に無理してないんですよ。人と話すのが好きで楽しくて。私、ハイオク満タンなランボルギーニなのかも」と笑顔を見せた仲。これからもしんちゃんのような天性の明るさと親近感、唯一無二の“個性”で多くの人を魅了していくに違いない。(取材・文:高山美穂 写真:曽我美芽)

 『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』は近日公開。

2ページ(全2ページ中)
『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』第2弾予告映像

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

    • [ADVERTISEMENT]

      Hulu | Disney+ セットプラン
    • [ADVERTISEMENT]

    トップへ戻る