乃木坂46・堀未央奈「ライブや握手会は、当たり前ではなかった」 コロナ禍で痛感
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乃木坂46の2期生・堀未央奈が、2冊目のソロ写真集『いつかの待ち合わせ場所』(ワニブックス)を発売した。本作は、南フランスの秘境・コルシカ島やリゾート地のニースなどを巡りロケを敢行。「付き合って1年の彼女との南フランス旅行」が裏テーマの作品を通して「私と付き合ったらこうなるだろうとイメージしてもらえるかも」と手応えを示してくれた彼女に、撮影当時のエピソード、さらに、コロナ禍で抱いたグループの活動への思いをリモート取材で聞いた。
【写真】乃木坂46・堀未央奈、水着ショットなど先行カット リモート取材で笑顔を見せる姿も
■「子どもっぽくもあり、大人っぽくもある」
1冊目のソロ写真集『君らしさ』(主婦と生活社)から約2年半。前回の撮影では「10代で自分も幼く周りのスタッフさんに頼ってばかりでした」と振り返った堀は、今回の撮影で自らの成長を明かす。
「本作は撮影に向けて、自分の希望を積極的に提案しました。普段から自分でストックしていた好きなシチュエーションやモデルさんの写真を、参考資料として打ち合わせで編集部の方に見ていただいたりしましたね。自分自身が20代になったし、衣装や髪型も前作から成長した自分を意識しながら取り組めたと思います」。
自分の希望も積極的に提案したという今回の写真集 (C)ワニブックス
昨年10月で23歳になった彼女。現地での撮影に備えて、体づくりにも余念がなかったという。
「食事や睡眠の仕方でコンディションがころころ変わる体質だから、生活習慣も一から見直しました。食べ過ぎないように気を付けたり、脂肪を燃焼させるために運動をしたり。いつも以上に自分と厳しく向き合いながら、女性から見ても憧れるような体を目指しました。
自分なりにイメージしていたのは、見た目からも内面からも大人の気品が溢れるようなオードリー・ヘプバーン。ずっと憧れているので、少しでも近付けていたらいいなと思います。一方で、周りからは『子どもっぽくもあり、大人っぽくもある』と言われるから、実際の撮影ではどちらの表情も見せられるよう、自然体で臨んでいました」。
■クシャッとした笑顔は“彼女”らしさが溢れている
写真集の裏テーマは「付き合って1年の彼女との南フランス旅行」 (C)ワニブックス
ロケ地に選ばれた南フランスは「絵本の中の世界のようでした」と振り返った堀。撮影とオフの境目もないほど、現地の空気感を満喫できたと笑顔で答える。
「フランスは『第15回 Japan Expo』(2014年7月4日)へ参加するため、乃木坂46としてパリへ行った以来でした。ロケ地だったコルシカ島やニースは人も少なく落ち着いた雰囲気で、この場所を知らずに一生を終えるのはもったいないと思えたほど。旅行するときは下調べをせず偶然の出会いを楽しみたいタイプだから、今回も、思い付くままに食べ歩きをしたり、散歩をしたりしていましたね。
思い出がたくさんある中でも、特に印象深かったのは海沿いのレストランです。浜辺で水色のワンピースを着たカットを撮影した直後に行ったんですけど、実は極寒ですごく体が冷えていたんですよ。気遣ってくれた現地のコーディネーターさんがおすすめしてくれた海鮮尽くしのメニューはおいしくて体も温まったし、水平線を眺めながらの景色も新鮮でした」。
実はすごく寒かったという浜辺でのカット (C)ワニブックス
さまざまな表情を見せた本作では、水着カットや1枚のシーツにくるまれたカットなど大胆なシチュエーションにも挑戦。一方で、裏テーマにあった“彼女”らしさを彷彿とさせた表現について、撮影当時を振り返る。
「どのカットも“彼女”らしさを味わっていただけるとは思いますが、クシャッとした笑顔は本作ならではの表情かもしれません。あとは、自然体に見せられたカットでいえば、紫の花の匂いを嗅いでいるカットかな。実は根っからの匂いフェチなので、気になるとすぐにモノの匂いを嗅いでしまうんですよ(笑)。カメラマンさんをはじめ、スタッフさんが自由に任せてくれたからこそ、撮影できた1枚だと思います」。
自然に見せられたという“彼女っぽい”1枚 (C)ワニブックス