制約だらけの過激な「R18+映画」、実はメリットも多い?
なんともデメリットだらけのR18+映画だが、逆に、メリットはあるのだろうか。
「ミニシアター系や公開規模が小さいもの、作家性の強い作品などに関しては、R指定がついていることを逆手に取って宣伝でき、扇情的に過激さをあおり、興味を引くこともできます。その際、ただ単に過激さのみをアピールするのではなく、監督のこだわりを汲み、作品の本質をきちんと伝えていくことが大切です。そうすることで、レイティングの壁を越えたヒットがうまれ、そこに作品に対する高い評価が伴うと、世間の色眼鏡も外れ劇場での鑑賞のハードルが低くなる」。
今後、芸術性の高い話題作が控えているR18+映画。人目を気にせず、劇場でのR18+映画を鑑賞してみてはいかがだろうか。