霜降り、ゆりやんだけじゃない! 「令和」お笑い界を引っ張っていく“平成生まれ芸人”
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平成が約31年の歴史に幕を下ろし、令和が始まった。次代のニューウェーブを巻き起こすお笑い芸人はいったい誰か。史上初の「M-1」&「R-1」の2連覇を達成した霜降り明星、ゆりやんレトリィバァをはじめとする、次代のお笑い界を引っ張っていくことが期待される平成生まれのお笑い芸人をピックアップしていこう。
【写真】「令和を引っ張っていく“平成生まれ芸人”」フォトギャラリー
■ 霜降り明星
『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)で平成生まれ初の王者となり、続く『R-1ぐらんぷり2019』で粗品がピン芸人の頂点に輝いたことによって、史上初の2冠王となった霜降り明星。26歳の粗品、27歳のせいやが、お笑い新世代の筆頭と言って過言ではない。4月からは、全国ネットゴールデンタイムのレギュラー番組(日本テレビ系『衝撃のアノ人に会ってみた!』)に冠番組(テレビ朝日系『霜降りバラエティ』など)もスタート。令和元年、その名は間違いなく全国区となるだろう。小気味いい動きで何事にも全力投球のせいやは、弟キャラ。長身で冷静、的確な粗品の“ガナリツッコミ”は一般人にも浸透しつつある。2人の伸長は青天井だ。
■ ゆりやんレトリィバァ
女性ピン芸人の世界で、大輪の花を咲かせてみせたゆりやんレトリィバァは現在28歳。2017年に放送された『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)で初代クイーンとなり、ネタの着眼点や演技力、トークでボケまくる頭の回転の速さは、先輩の女芸人の友近も舌を巻く。関西の名門、関西大学在学中に、よしもとのタレント養成学校・大阪NSCに入学。在校生の卒業ライブで優勝し、NSCを首席で卒業したお笑いエリートだ。
■ 四千頭身
四千頭身 写真提供:ワタナベエンターテインメント
ワタナベエンターテインメント所属のお笑いトリオ・四千頭身は、脱力系漫才の進化版。センターポジションに陣取るテンション低めの後藤拓実が、右に左にボケを逃さない。弱冠22歳の彼がつぶやくようにツッコむ言葉にはセンスが溢れている。今年はピンで『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)に出演した、四千頭身のアイコンだ。都築拓紀、石橋遼大という2人のボケも22歳の同級生。同じ事務所で、合同ライブを開催したこともあるお笑いトリオ・ハナコは『キングオブコント2018』(TBS系)優勝を果たしており、それに続けるか。
■ 宮下草薙
宮下草薙 写真提供:太田プロダクション
草薙航基(27歳)と宮下兼史鷹(けんしょう、28歳)からなるお笑いコンビ。繰り出すのは、草薙の人見知りで小心者、対人関係が苦手なキャラがベースになった“ネガティブ漫才”だ。最近は、その姿が『アメトーーク!』(テレビ朝日系)でブレイク。今年の元日深夜に放送されたニッポン放送のラジオ特番で「最も番組を盛り上げた」として、同局の『オールナイトニッポン0(ZERO)』単独パーソナリティを務める権利をゲット。単発ながら、3月に生放送を見事に務め、今後レギュラーパーソナリティになる日も近いかもしれない。