ブーム転換期へ たかみな、ズッキら今年アイドルを卒業したメンバーを振り返る
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さらに来年には、AKB48・小嶋陽菜、島崎遥香の人気メンバーが卒業を控えている。乃木坂46・橋本奈々未、カントリー・ガールズ・ももちこと嗣永桃子は卒業とともに芸能界を引退することも発表、衝撃が走った。メンバーの卒業ではないが、ライブパフォーマンス力で、他のアイドルからも一目おかれているハロプロの年長グループ・℃‐uteも、結成12年目の来年6月に解散をすることも忘れてはいけない。
今最も勢いがあると言われる乃木坂46と、今年デビューし、いきなり紅白歌合戦出場を果たすという快進撃を続ける欅坂46の勢いはますます加速しそうだが、来年は、48グループとハロプロは2017年は大きな転換期になるだろう。
48グループでは、不動のエース格の指原莉乃、渡辺麻友、柏木由紀、松井珠理奈、山本彩らに続く存在として、HKT48・宮脇咲良、兒玉遥、松岡はな、AKB48・向井地美音、岡田奈々、込山榛香など次世代を支えるメンバーが続々成長。そして今後が楽しみな新グループ・NGT48もおり、グループ全体で新陳代謝を進めている。
ハロプロ勢も、モーニング娘。’16の譜久村聖、アンジュルムの和田彩花ら次世代リーダーを中心に、Juice=Juiceの宮本佳林、こぶしファクトリー・浜浦彩乃、モーニング娘。’16の牧野真莉愛ら、新世代エースと言われるメンバーが着実に成長し、上手く世代交代をはかっている印象だ。
一方、AKB48のブレイク以降続々と誕生したアイドルグループやご当地アイドルは、結成当初のメンバーがアイドル卒業の年齢に差し掛かかっているが、大手グループのように、有力な新メンバーを加入させるといった世代交代ができるのかといった難しさがある。ブーム転換期を迎えた今、裾野を広げたグループがどう生き残りをかけて勝負してくるのかに注目したい。