時を超えて愛される『君に届け』 “爽子のすごさ”は大人になった今だからこそわかる
Class="insert"> そして、昨年のドラマ『silent』(フジテレビ系)でブレイクを果たした鈴鹿は、“主成分優しさ”の戸川湊斗から、“主成分爽やか”の風早に。鈴鹿が作り上げた風早は、原作と比較すると少し大人っぽい。だからこそ、爽子に恋をして余裕をなくしていくシーンのときめきを、より一層強く感じることができた。
青春を終えた今、爽子は“あの頃”の私がなりたかった自分であり、なれなかった自分なのかもしれないと思った。学生時代は、友だちがたくさんいて、誰からも嫌われない人がすごいと思っていたけれど、大人になったいまなら分かる。誰に何を言われても環境のせいにせず、自分を持ったままでいられる。そして、その生活のなかで幸せを見つけていける爽子こそが、本当にすごい人なのだと。高校1年生にして、それに気づいていた風早もさすがである。
Href="https://tersino Class="title1">■南沙良&鈴鹿央士の演技も魅力的
Class="insert">flixシリーズ『君に届け』より (c)椎名軽穂/集英社・「君に届け」テレビ東京
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