ケイト・ブランシェット
ケイト・ブランシェットの詳細情報・プロフィール
- 生年月日
- 1969/5/14
- 出身地
- オーストラリア/ヴィクトリア州
- 活動期間
- 1992年 -
- 詳細
- 現在活躍中の女優の中でもピカ一の実力と存在感があり、女王からビッチまで、一作ごとにカメレオンの如く変幻自在に表情を変えていく、圧倒的な演技力と知的で艶やかな美貌を兼ね備えた実力派女優。本名はキャサリン・エリーズ・ブランシェット。1 歳のときに、米テキサス出身で広告会社重役だった父親を亡くし、女手ひとつで兄妹と共に育てられたケイトは、メソジスト派の女子高で演劇部長を務めたものの、メルボルン大学では経済学と芸術学を専攻。しかし、それらの学問には興味を抱けず、シドニーの国立演劇学院に入学して本格的に女優の道を歩み始める。92年に卒業すると、シドニー・シアター・カンパニーでの舞台が評判となり、93年にはシドニー劇場批評家協会の新人賞と主演女優賞をダブル受賞するという史上初の快挙を成し遂げた。オーストラリアの名優たちが集まる俳優連合「カンパニーB」にも参加。舞台での活躍で名声を得た彼女はやがて、TV界に進出。オーストラリアの人気TVシリーズ「Police Rescue」に出演後、94年にはその映画版にも登場。これが映画デビューとなった。TVでの活躍に注目したブルース・ベレスフォード監督が、第二次大戦下に生きる女性たちを描いた「Paradise Road」(97)に彼女を起用。同年に出演したコメディ「Thank God He Met Lizzie」では、オーストラリア映画協会とオーストラリア映画批評家協会の助演女優賞をダブル受賞。さらに、レイフ・ファインズと共演した「オスカーとルシンダ」(97)ではギャンブルにのめり込み、ガラスの教会建築を夢見る奔放な富豪の娘を生き生きと魅力的に演じて、国際的に注目される。そして、シャカール・カプール監督の歴史ドラマ「「エリザベス」(98)で主役の16世紀英国女王に抜擢され、壮絶な演技で“ヴァージン・クイーン”の複雑な内面を見事に表現しきってアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ([%グウィネス・パルトロウ%]よりも彼女が受賞すべきだったという声が多い)、ゴールデン・グローブ賞とBAFTA主演女優賞を受賞。一躍、世界的なトップスターの地位に躍り出た。その後も、「リプリー」(99)のしとやかなお嬢様、「狂っちゃいないぜ!」(99)の愛らしい人妻、「理想の結婚」(99)では政治家の妻を上品に演じたかと思うと、「耳に残るは君の歌声」( )では野心的だが情の深いロシア人ダンサー、霊感のある女性を演じた「ギフト」( )、「バンディッツ」( 1)では日常に倦み疲れた平凡な妻、「シッピング・ニュース」( 1)の淫乱でケバケバしい悪妻、「シャーロット・グレイ」( 1)のレジスタンス運動に身を投じてゆく看護婦と様々な役柄に挑戦しながらも、いずれも揺らぎのない確かな演技力と豊かな存在感で忘れ難い印象を残す。そして、「ロード・オブ・ザ・リング」三部作には、彼女にふさわしい、類稀なる高貴なエルフの女王ガラドリエル役で登場。運命的な愛の物語「ヘヴン」( 2)での毅然とした美しさも心に迫る。ジョエル・シュマッカー監督の「ヴェロニカ・ゲリン」( 3)では暗殺されたアイルランドのジャーナリストを美しくもリアルに熱演して、ゴールデン・グローブ賞候補に。誘拐された娘たちを救出しようと奔走する「ミッシング」( 3)では強い母親の顔を見せている。そして、[%マーティン・スコセッシ%]監督の「アビエイター」( 4)には往年の大女優[%キャサリン・ヘップバーン%]役で登場し、ついにアカデミー賞助演女優賞を獲得。恐ろしいほどに才能と美貌に恵まれた彼女、今後も大女優として映画界に燦然と輝き続けるだろう。私生活では、97年にスクリプターのアンドリュー・アプトンと結婚し、2人の子供に恵まれている。なお、アプトンはケイトを主役に99年、「Bangers」という短編映画を撮影、製作・監督・脚本をこなした。
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ケイト・ブランシェットの出演映画作品
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バーナデット ママは行方不明
制作年:2023年9月22日(金)公開
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TAR/ター
制作年:2023年05月12日(金)公開