先日AKB48を卒業したばかりの倉持明日香が16日、都内で行われた舞台『BIOHAZARD THE STAGE』の制作発表会見に出席。同舞台で共演する矢崎広、栗山航、中村誠治郎、Raychell、紗綾、大倉士門、千葉真一らと共に、作品への思いを語った。

　本作は、全世界で売上6500万本を突破し、ハリウッド映画化もされているカプコンのアクションホラーゲーム『BIOHAZARD』シリーズをモチーフにした初の舞台作品。

　AKB48卒業後、初の舞台出演となる倉持が演じるのは、ヒロインでありIQ230の頭脳を持つ大学生メアリー・グレイ。倉持は「私とは正反対といってもいい女性なので、ちょっとでも近づけて新しい自分が出てきたら面白いなと思います。クイズ番組を見て、才色兼備を目指して頑張ります」と意気込みを語る。

　そして、同じくAKB48卒業組の川栄李奈が主演する舞台『AZUMI 幕末編』が高い評価を得ていることにも触れ、「仕事がかぶってしまって観には行けないけれども、私も川栄のように頑張らなきゃなと思っています」と決意を新たにした。

　一方、ゲームに全く興味がないと公言する千葉は、「時代がどんどん新しくなっている昨今の中で、遅れをとらないように、現代の若者文化に入って、自分の次の作品の肥やしになればいいなと思ってお引き受けしたんですが、全く自信がありません」と心情を吐露。しかし、アクションシーンに関しては「相手がゾンビですから、難しい」としつつも「僕でお役に立てることがあれば何でも」と指導にも意欲を見せた。

　さらに、『BIOHAZARD』シリーズのゲーム開発・プロデュース、そして本作の企画・原作監修を務めるカプコンの小林裕幸氏からは、「ゲームの5と6の間の話をやります。レベッカもゲーム当時の18歳よりもお姉さんになっている設定なので、レベッカのその後という意味でも、ゲームファンにとっては楽しみになるんじゃないかなと思います」と、舞台での設定が明らかとなった。

　舞台『BIOHAZARD THE STAGE』は、10月22日～11月1日に六本木・EX THEATER ROPPONGIで上演。