約20年ぶりとなるX JAPANのジャパンツアーが今年の12月から開催されることが発表された。19日、都内にて行われた記者会見では、リーダーのYOSHIKIが、ツアーへの思いや、来年3月発売予定の20年ぶりのニューアルバムについて、さらには来年3月の英ウェンブリー・アリーナでのライブへの意気込みなどを語った。

　会見冒頭、「今年の12月から日本では20年ぶりのX JAPANのツアーを行います」とYOSHIKIが宣言すると、会場に招待されたファンからは大歓声が巻き起こった。

　X JAPANのジャパンツアーは、1995年から行われた『DAHLIA TOUR 1995‐1996』以来20年ぶりのこと。来年3月11日には、20年ぶりとなるスタジオ・アルバムが世界発売され、翌12日には英ウェンブリー・アリーナでアルバムリリースパーティー『＃XDAY』と題したコンサートイベントを開催する予定だが、それに先駆けて日本でのツアースタートとなる。

　現在レコーディング中のアルバムについては、「今までで一番中身が凝縮している、過去最高傑作のアルバムになると思います」と自信をのぞかせ、「X JAPANが再結成して初めて、世界に向けた名刺的な、挑戦状のようなアルバムになります」と語った。

　レコーディングでは、HIDEのギターやTAIJIのベースを思わせる要素をあえて取り入れている部分もあるとのこと。「HIDEの夢、TAIJIの夢も含め7人のX JAPANと思って、気持ち的にはずっと7人でやってるイメージです」と語る。

　10月23日にシングルをリリース。そして日本からスタートするツアーのその後の予定も「多分2～3ヵ月の間にアジアでのコンサートについてもアナウンスされる可能性があります」と明かした。ジャパンツアーは12月2日～4日の横浜アリーナを皮切りに、大阪、福岡、広島、名古屋で開催される。