『マッサン』サントラアルバム発売、エリー役シャーロットが歌う“蛍の光”も収録
NHK連続テレビ小説『マッサン』のサウンドトラック・アルバムが発売された。このCDには、多くの映画・ドラマ・CM音楽を手掛ける作曲家、富貴晴美による劇中音楽を中心に、マッサンの妻・エリーを演じるシャーロット・ケイト・フォックスの歌唱曲を含む全27曲を収録している。
【関連】『マッサン』オリジナル・サウンドトラックのジャケット<フォトギャラリー>
日本で初めてのウィスキー作りに励むマッサンと、スコットランド人の妻・エリーを中心に、人々の人情を描き人気を博している本作だが、“日本”と“スコットランド”を想起させる楽曲の数々も印象的。作曲の富貴は、「第26回現音作曲新人賞」第1位を受賞するなど数多くの音楽賞を受賞、今最も注目を集めている作曲家だ。
また、シャーロットがこの作品のためにレコーディングに挑戦。日本人にも馴染みのあるスコットランド民謡『Auld Lang Syne(蛍の光)』『Comin’ Thro’ the Rye(故郷の空)』『Home, Sweet Home(埴生の宿)』の3曲を収録しており、彼女の舞台女優ならではの歌唱力も堪能できる。
劇中で度々歌を披露しているシャーロットは、「エリーは歌が大好きです。私、シャーロットも負けないくらい唄うことが大好きです。『マッサン』で唄うのはセリフと同じように、そのシーンを表現する大事なもの」と歌うことへの情熱を明かす。
「サントラ版ではレコーディング・スタジオで、思い切り気持ちよく唄わせてもらいました。ドラマとはまた違った私の歌を是非聞いてみて下さい」と期待が膨らむコメントを寄せている。ユーチューブでは現在、試聴動画が公開されており、シャーロットの歌声と富貴晴美の作品の一端を試聴可能。
また、2015年2月には北海道・余市を舞台にした劇中の音楽と、中島みゆきが歌う主題歌『麦の唄』を収録するサントラディスク第2弾の発売が予定されている。連続テレビ小説『マッサン』オリジナル・サウンドトラックは絶賛発売中。価格は2593円(税別)。