井上真央、主演する大河ドラマ『花燃ゆ』の印象は「幕末版『男はつらいよ』」
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2015年新春に放送がスタートするNHK大河ドラマ『花燃ゆ』のスタジオ取材会が行われ、井上真央、大沢たかお、長塚京三、檀ふみ、原田泰造、久保田磨希、奥田瑛二ら出演陣が登壇。撮影が進む中、それぞれが本作への思いを語った。
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8月5日に山口県・萩でクランクインした本作は、幕末の動乱期を舞台に松下村塾の“女幹事”として塾生を助けながら塾を切り盛りした杉文(井上)の姿を描く。
ロケ地を下見で訪れたという井上は、「『大河ドラマ決定』という旗があちこちに立っていたり、私だと気づかないで『次の大河は萩でね、井上真央ちゃんが主演なんだよ』ってタクシーの運転手さんが教えてくれて、本当に楽しみにしてくれている人がいるんだなと感じました」と笑顔で明かす。
また「寅次郎がこんなことやろうとしてるって家族でわーっとなったりして、幕末版『男はつらいよ』みたい」と本作を評し、「これから杉家の門を色々な方達が叩いてくるので、私も文として出会いと別れを繰り返し、成長する姿を多くの皆さんに見ていただけたらと思っています」と挨拶した。
一方、松蔭を脱藩の罪から救い、のちに井上演じる文の夫となる小田村伊之助を演じる大沢は、「小田村は歴史上、ほとんど残っていないんです。だからこそ、トライしたかった」と役への思いを話す。そして、「英雄じゃなく、等身大の人間の目線で今の人にも共感していただけるようにしたい」と意気込みを語った。
またこの日、新キャストとして、原田演じる杉梅太郎の妻・杉亀役を演じることが発表された久保田は「10代で芝居を始めた頃に、大河に出演させていただくのが一つの希望でした。40歳を過ぎまして初めて出演させていただきます。すごく嬉しいです」と出演を喜んだ。
NHK大河ドラマ『花燃ゆ』は2015年1月4日より放送開始。