キャサリン妃とカミラ王妃が珍しく服装のカラーをマッチさせた深い理由
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英王室のカミラ王妃とキャサリン妃が、毎年恒例のクリスマスイベントで同色のルックを披露し、注目を集めている。王室メンバーの女性たちは異なるカラーの服装を選ぶのが通例で、メーガン妃もドキュメンタリーで、他の王室メンバーと色が重ならないようにするため苦労したと明かしていたが、カミラ王妃とキャサリン妃のチョイスには深い意味があったようだ。
【写真】キャサリン妃とカミラ王妃、同色のルックでクリスマス礼拝に
12月25日、ノーフォーク州のサンドリンガムハウスに一堂に会し、チャールズ国王やウィリアム皇太子ら王室メンバーたちと共にクリスマスを迎えたカミラ王妃とキャサリン妃が、近くの教会で行われるクリスマス礼拝に出席。沿道に詰め掛けた市民らと交流を持った。
Peopleによると、キャサリン妃はお気に入りブランドとして知られるアレキサンダー・マックイーンのサラ・バートンによるフォレストグリーンのコートを纏い、同色のハットと黒いブーツ、タータンチェックのストールをコーデ。一方カミラ王妃は、モスグリーンのラップコートに同色のハット、そしてシャネルの黒いバッグ合わせていた。
また、シャーロット王女はチェック柄のコートにネイビーのタイツとグリーンのリボン、ウィリアム皇太子とジョージ王子、ルイ王子も、ネイビーのコートで統一。カミラ王妃も含め、ネイビーとグリーンでカラーを合わせていたそう。同サイトによると、これは、家族の結束を示すための選択だったという。
今年3月にガンを公表し、闘病を続けてきたキャサリン妃だが、2022年のエリザベス女王の逝去を受け皇太子妃となり、いずれ即位する王妃の座に一歩近づいた。また、チャールズ国王ががんと診断されたことや、カミラ王妃が肺の感染症で公務を控えるなど、健康不安があったことも、将来を意識することにつながったそうだ。
「国王は持ち前の決意で公務を続けていますが、がんの治療中は限界を受け入れざるを得ませんでした。結果として、ウィリアム皇太子の責任は重くなり、また彼とキャサリン妃は予想していたより早く、将来の役割について備えることになったのです」と、王室伝記作家のサリー・ベデル・スミスが語る。関係者も「嵐の前の静けさのようです。人生最大の職務に就く順番が回ってきます。もちろん妃の健康が最優先ですが、皆が一歩引いて、今一番重要なことは何なのかを考える機会になりました」と明かしたそうだ。