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MCUの“憎みきれないヴィラン”を振り返る! ロキ、サノス、そして間もなくアガサ降臨

海外ドラマ

サノス 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』はディズニープラスにて見放題独占配信中
サノス 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』はディズニープラスにて見放題独占配信中 (C)2024 Marvel

 マーベル最新ドラマシリーズ『アガサ・オール・アロング』が19日からディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で独占配信される。主人公は、最強の魔術を誇るだけでなく、“挑発”と“裏切り”が大好きで、緻密な裏工作で見る者すべてを欺く危険な魔女アガサ・ハークネス。アガサ役のキャスリン・ハーンによると、アガサは単なる悪役ではないようで二面性のあるキャラクターだという。振り返ってみると、悪行の奥に彼らなりの悲しい理由がある…といった“悪”だけではない敵はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に数多く登場してきた。今回は、その筆頭格に躍り出ることも期待されているアガサをひも解くとともに、裏切り王子ロキ、サノス、『ブラックパンサー』のキルモンガー、『ソー:ラブ&サンダー』のゴア…といった、MCUの憎みきれないヴィランを振り返る。

【写真】名悪役ぞろい! MCUの“憎みきれないヴィラン”一覧

 コミカルにおどけたかと思えば次の瞬間には妖しく挑発するなど、予測不能で裏だらけなアガサ。初登場した『ワンダヴィジョン』ではあと一歩のところでスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフに敗北したものの、本作で早速返り咲きを狙い、強大な力を得られるという“魔女の道”へ挑んでいく。アガサ役のキャスリンは、「皆さんにはアガサの心の奥底を見てくれればいいなと思っています。アガサは善良であり、邪悪。礼儀正しくはありません。人が普段抱えているものを表現しているんです」と、単なる悪というだけではない彼女の二面性について言及。さらに、『ワンダヴィジョン』(2021)と本作でショーランナーを務めるジャック・シェイファーは、「マーベルでは悪役を一本調子にしないことを意識しています。アガサはその究極の例。彼女はとても複雑で、さまざまな側面を持ち、世界征服が目的というわけではありません。アガサはものすごくおかしくて親しみやすく、それでいて、権力への貪欲な欲求のような野望もあるんですよ」と解説している。野望のために魔女のチームを結成し、仲間と行動していくアガサの真意は果たして…?

ロキ 『ロキ』シーズン1、2はディズニープラスにて独占配信中 (C)2024 Marvel
 シェイファーも言う通り、これまでのMCUにも、邪悪ながら共感や同情を集める“憎みきれないヴィラン”は度々登場。まずは人気ヴィランの筆頭格、裏切り王子ロキ。悪行の一方で、失敗を繰り返したり、兄ソーとの強い絆を思わせたりと完璧でない天邪鬼な一面や、うそといたずらを好む姿が世界中で愛されてきた。ドラマシリーズ『ロキ』シーズン2(2023)では、彼の物語はとあるひとつの結末を迎えた。今後の作品に登場するかは全くの不明だが、“愛されヴィラン”の称号を少なからず受け継ぐのは、ヴィランとして主人公の座を勝ち取ったアガサかもしれない。

 続いて、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)や『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で猛威を振るったサノス。圧倒的な力を誇り、“指パッチン”で宇宙の半分の生命を消し去るなど、アベンジャーズを窮地に追い込んだ。しかし実は、資源が枯渇した故郷の惑星が争いによって滅びた過去があった。同じ悲劇を繰り返さないために生命を減らし宇宙を“救う”という彼なりの正義を持っており、邪悪なだけではない奥深さもあるキャラクター。

ウェンウー 『シャン・チー/テン・リングスの伝説』はディズニープラスにて見放題独占配信中 (C)2024 Marvel
 また『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)の主人公シャン・チーの父でありながら、犯罪組織の長であり敵となるウェンウーも“憎みきれない”ひとり。過去に伝説の武器テン・リングスを入手した彼は、すべてを手放してでも愛する家族と平穏に生きることを望んだが、自らの因果が愛する妻の命を奪ったことをきっかけに闇落ち。息子であるシャン・チーと戦うことになってしまう…。

キルモンガー 『ブラックパンサー』はディズニープラスにて見放題独占配信中 (C)2024 Marvel
 他にも、殺害された父の悲願である黒人の社会的地位向上のために世界征服を目論んだキルモンガー(『ブラックパンサー』)や、神の無慈悲さのせいで愛娘を失い闇落ちし“神殺し”となったゴア(『ソー:ラブ&サンダー』)…といったヴィランも。彼らの悪行は“憎めない”とは言い難いが、過去を考えれば少し共感さえしてしまう、“憎みきれない”悪だ。

 そんなMCUの数々の魅力あふれるヴィランの新星としてこの度躍り出るアガサ。本作の各話のエピソード監督にはガンディア・モンテーロ(『ウェンズデー』)やレイチェル・ゴールドバーグ(『ジェン・ブイ』)が参加しており、『アナと雪の女王』の名曲「レット・イット・ゴー」の作詞・作曲で知られるクリステン・アンダーソン=ロペス&ロバート・ロペスが新曲を書き下ろしている。トップクリエイターをあらゆる角度から集めて“混沌”で煮詰め、見る者すべてを欺く魔女アガサがもたらすカオスがまもなく訪れる。

 ドラマシリーズ『アガサ・オール・アロング』は「ディズニープラス」にて9月19日より独占配信。

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