錦鯉、『トランスフォーマー/ONE』吹き替えにコンビで挑戦! 作品愛を語るインタビュー到着
――長谷川さんは実際に吹替の収録をしていかがでしたか?
長谷川:僕は自分の肺活量の無さに驚愕しましたね。一つの短い文章でも一気に言えない、途中で息を吸わないと持たないという、ちょっと鍛えなきゃいけないなと思いましたね。老いを感じたというか。
渡辺:そうね。ちょっとの役で出させていただきましたけれども、やってる途中でもっとやりたいなって思いが出てきましたよね。もっと台詞言いたいっていう気持ちが。
長谷川:分かる! 最初一言二言でも満足かなと思いきや、それ以上にあったのに、更に欲が出てきて。
渡辺:やっぱさ、すげえ有名な作品じゃん。めちゃくちゃ緊張して入ったけど、以外とやり方がこんなアットホームなんだっていうのがありましたね。すごく楽しかったです。
長谷川:確かに緊張しました。
――2人同時の吹替収録でしたが、いかがでしたか?
長谷川:なんでしょうね、漫才をやっているような感じでもあり、掛け合いというわけではないですけどもね。そういう部分では上手くできたかなとは思います。
渡辺:そうですね、やってみた感じですと、まだやっぱり雅紀さんはアルファベットとカタカナに弱いなっていうところがありますね。この先もっと頑張っていこう! 覚えている最中ですからね。
長谷川:そうですね、勉強中ですからね。ひらがなは得意なんですけれども。
渡辺:そうですね、ひらがなはね。
――本作ではこれまでのシリーズで宿敵とされていたオプティマスプライムとメガトロンのかつての友情が描かれています。お二人はこれまでお互いに解散を意識するほどにどうしても許せないことはありましたか? また、その危機をどのように乗り越えましたか?
長谷川:僕は無いんですよ。彼に対して。ただ、彼は僕に何度かあると思いますよ。心当たりがあるというか。
渡辺:なるほどね。ありますよ僕は。やっぱり楽屋が毎回一緒なんですよ、絶対に。楽屋に入った時、もう入った瞬間に、楽屋がめちゃくちゃ臭かった時があって。(長谷川に)「おならした?」って聞いたら、「した。」って言ったんですよ。それがもうおならどころの匂いじゃないんですよね。それを密室にして普通の顔をしているから、コンビを続けていくとこの匂いを定期的に嗅がなきゃいけないのかなと思って。ちょっとやだなと思いながら、「ちょっと窓開けろよ! 開けろよ!」って結構大きめの声で言っていたら、隣の楽屋に居たナダルが、「兄さん喧嘩しないでください!」って止めに来て。そうだよな、おならごときで喧嘩する必要ないよなって思って、ナダルに助けられましたね。
長谷川:あの時ナダルが居なかったら、解散したかもしれないっていうね!
渡辺:解散していたかもしれない、臭すぎて。はい。
長谷川:そんな理由で解散だなんて前代未聞ですよ。しかもナダルが救世主っていうね(笑)。素晴らしいですね。
――これから観るトランスフォーマーファンの皆様にメッセージをお願いいたします。
長谷川:親子二代で楽しめます。今回初めて観る方も過去作を遡って夢中になって観れると思うので是非みてください!
渡辺:本当にこれさえ観れば“トランスフォーマー”ってそういうことだったんだ!っていう気づきがあると思うので。これが“トランスフォーマー”の起源ですから。
長谷川:そう! オリジンなので、是非!
渡辺:そして何故…ヒーローとヴィランに別れたのか…友情決別の理由も分かりますので。期待をして観てください。よろしくお願いします!
長谷川:是非、劇場まで来てください!
渡辺:来てください!