アニメ『バーテンダー 神のグラス』が、4月3日24時よりテレビ東京にて放送されることが発表された。OPテーマが川崎鷹也の「Stardust Memory」、EDテーマが上白石萌音「スピカ」に決まり、主題歌入りPV、メインビジュアルが解禁された。

　原作・城アラキ、作画・長友健篩による「スーパージャンプ」と「グランドジャンプ」（ともに集英社刊）にて連載された、発行部数360万部を誇る人気漫画をアニメ化。バーやお酒の知識欲を刺激するだけにとどまらず、バーで繰り広げられる人間ドラマが胸を打つ名作だ。

　バーテンダー・佐々倉溜は六本木で修行後に単身フランスへ渡り、ヨーロッパのカクテルコンテストにて優勝。それ以降、彼が作るカクテルは「神のグラス」と呼ばれるようになる。パリの一流ホテルにてチーフバーテンダーを務めていた溜だったが、理由は不明ながら日本に帰国し、プライベート・バー“イーデンホール”で働き始める。バーにやってくるお客さんの様々な悩みや問題に対して、特別な一杯を提供する溜。

　一方、東京に開業したホテル・カーディナルでは、オーナーの来島泰三がカウンターバーに立つバーテンダーの人選にこだわり、相応しいバーテンダーが見つからずオープン出来ずにいた。バーテンダー探しに奔走する泰三の孫・美和を含む営業企画部のメンバーは、溜に出会い、彼こそが相応しいとスカウトするがはぐらかされてばかり。はたして、カーディナルのカウンターバーはオープンできるのか、溜の決断とは…。

　オープニングテーマは川崎鷹也の「Stardust Memory」、エンディングテーマは上白石萌音の「スピカ」。どちらも優しく心に寄り添う、癒される楽曲となっている。

　川崎は「大好きな漫画がアニメ化するだけでも嬉しいところ、まさか主題歌を任せて頂けるとは、とても光栄です。原作の世界観を損なうことなく、そして少しでも華を添えられるよう魂を込めて書き下ろしました。重いドアの向こう側はまるで異世界の中にいるようで、そこと現実の比較であったり、さらにそこに付随する感情であったり、歌詞やアレンジも含めてこれまでの川崎鷹也にはないアプローチの仕方をした楽曲となっております」とコメント。「この曲を聴いて、1日の終わりにスッと身体と心を癒すことができら嬉しいです」と言葉を寄せた。

　上白石は「エンディングテーマを歌わせていただきます。心がほぐされていくような音を大橋トリオさんが紡いでくださいました。その中を漂いながら、広い空間にぽつりと居る時の孤独と不思議な温もりを大切に歌いました。自分だけのために用意された寄り添いには本当に救われます。劇中のカクテルのように、物語や人にそっと寄り添えたら幸せです。どうぞよろしくお願いします」とメッセージを寄せている。

　このたび、OP「Stardust Memory」とED「スピカ」を初披露するPVと、メインビジュアルが解禁。PVは、「神のグラス」と呼ばれる佐々倉溜が、彼をホテルのカウンターバーのバーテンダーとして呼び寄せようとする来島美和とやり取りする様子のほか、バー「イーデンホール」に訪れる客たちと織りなすドラマを感じさせる映像となっている。

　メインビジュアルは、主人公・佐々倉溜をはじめとする、考え方もスタイルも異なる6人の個性派バーテンダーたちが、1枚のバーカウンターの上に集結したものとなっている。

　アニメ『バーテンダー 神のグラス』は、4月3日よりテレビ東京にて毎週水曜24時放送。Lemino、U‐NEXT、アニメタイムズ、アニメ放題にて先行配信。