テレビアニメ『呪術廻戦』（MBS・TBS系）第33話が9月22日に放送。渋谷事変の首謀者・夏油傑について、原作ファンの間で揶揄されてきた“メロンパン”の謎と声優・櫻井孝宏の演技が大きな反響を呼んでいる。SNSでは、「メロンパンくそキッショかった」「『キッショ』 の声色が完全に夏油の声じゃなくなってたの、声優ってマジですごい」などと驚きの声が上がっている。※記事内にネタバレを含みます。あらかじめご了承の上お読みください。

　第33話「渋谷事変　開門」では、圧倒的な強さで呪霊や改造人間を駆逐する五条悟を、夏油傑が獄門疆で封印。その際に五条が「誰だよオマエ」「この六眼に映る情報はオマエを夏油傑だと言っている だが俺の魂がそれを否定してんだよ」と言い放つと、夏油は「キッショ　なんで分かるんだよ」と言いながら自身の正体を明かす。

　原作未読のアニメ勢にとって大きな謎だった夏油の生死、現在の夏油が別人であること、そして額のつぎはぎやSNSなどで取り沙汰されていた“メロンパン”の謎が明らかになると、視聴者からは「キッショ、何で繋げたんだよ。この謎生物、メロンパンって呼ばれてるんですね…」「頭にツギハギができた夏油のことをメロンパン入れって言ってる人そうことだったんか…！！（原作未読勢）」「この頭の縫い目も理由があったんですね（自分もこの回見るまで知らんかった）」と驚きの声が続出。

　一方、原作ファンからは「メロンパン明かしのところマジで初見の反応が楽しみだった」「ご開帳シーンは公式にもネタにされています！！　（過去の）次回予告でメロンパン連呼されて騒いでたのはこのこともあったためです…！」「これを知らずに渋谷事変を見て欲しかったんです 来週もまだあります お た の し み に」と、種明かしや今後の展開を匂わせるコメントが投稿されている。

　さらに「タネが割れたところでもう一度見直して貰いたいんですが、渋谷事変って百鬼夜行とは真逆の手順で行われてるんですよね。宣戦布告なしの一点爆撃、呪霊と手を組んで自分は前線に出て来ない　そして何より五条悟の心の柔い思い出を悪用して封じるなんて“夏油傑”なら絶対やらないんですよ…」といった指摘も。

　夏油と夏油になりすます人物の2役を演じ分ける櫻井孝宏の演技力も話題を集めており、「偽夏油が『だめじゃないか悟』って言った時は夏油の声なのに、『キッショ』からは別人の声なのよ…恐ろしすぎる…すごすぎるやろ…」「『キッショ』 の声色が完全に夏油の声じゃなくなってたの、声優ってマジですごいんだな」「『や、悟 久しいね』と、0巻映画の夏油の『さとるー、久しいねぇ』の言い方、セリフは似てるのにマジで全然違う人間だなって分かる」「櫻井さんの演じ分け凄すぎる そりゃあ五条先生も『は？』になるよね」など、SNSでは称賛が相次いでいる。