高畑充希、映画『バービー』で“バービー”役声優に! 「子どもの頃夢中で遊んでいたバービーを演じるとは…不思議な感覚」
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女優の高畑充希が、ファッションドール・バービーの世界を実写化した映画『バービー』でバービー役の吹き替えを担当することが決定した。
【写真】「不思議な感覚」バービー役の吹替に臨む高畑充希
本作は、歌やダンスを織り交ぜながら、観客を夢のようなバービーランドの世界へと誘うドリームファンタジー。多くの女性たちを虜にしてきたバービーを演じるのは、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』のマーゴット・ロビー。ケン役には、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー主演男優賞にノミネートされたライアン・ゴズリング。監督を務めるのは、『レディ・バード』でアカデミー監督賞・脚本賞にノミネートされたグレタ・ガーウィグ。
高畑充希が演じるのは、いつもハッピーでおしゃれが大好きな”バービーランド”の人気者バービー(マーゴット・ロビー)。すべてが完璧なバービーランドから、完璧とは程遠い”人間世界”へと旅立ち、様々な困難に直面しながら自分らしく生きようとする主人公を演じる。
高畑が洋画作品で吹き替えを担当するのは、『シンデレラ』(2015)以来、2回目になる。様々な作品で見せる確かな演技力に加えて、かねてより本作の監督であるグレタ・ガーウィグが手掛けた『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)をフェイバリットと公言してきたこともあり、本作の世界観を表現できる唯一無二のキャストとしてバービー役をオファーされ、本国でのオーディションを経て正式にキャスティングが実現した。
ワーナー・ブラザースの米国本社の担当者は「(ボイステストでの)充希の声は素晴らしく、バービーの雰囲気にぴったりだった。完成した作品を見るのが今から楽しみだ」と大きな期待を寄せている。
『シンデレラ』でも高畑を演出した、本作日本語吹き替え演出担当の鍛治谷功も、「8年前と変わらず、静かに役と向き合いつつも一瞬にして役をものにする鋭い感性をお持ちの方だと改めて思いました。不幸なシンデレラからスーパーハッピーなバービーへ思えば真逆の役柄ですが、今回も素晴らしい仕上がりになっていると思います。ちなみに私もグレタ・ガーウィグ監督のファンですが、そこに高畑さんが出演するのは一映画ファンとしてワクワクしますね!」と、高畑の演技に確かな手応えを感じていることを明かした。
憧れのグレタ監督作品での吹き替えキャストに選ばれた高畑は、「子供の頃夢中で遊んでいたバービーを演じることができてすごく心躍りました」と感激の様子。自身が声を吹き込むマーゴットについては、「マーゴットがバービーにしか見えない瞬間が沢山あって、こんなに“実写化”が似合う方がいるんだなと思いました」と絶賛する。
また、本作で描かれるバービーに関し、「みなさんが想像する、笑顔でキラキラしたイメージに加えて、気持ちが沈んだりダメダメになったり、ある意味でとても人間らしい、いろんな面が現れます。今回はそんなバービーのいろんな姿を演じられるように心がけました。実際に演じてみてすごく楽しかったです」と解説。「素敵なファッションがたくさん登場するので、オシャレをして出かけたくなると思います。心躍り、最後にはなんだか今日生きる力を貰えるような、そんなパワフルな作品です」と作品の魅力をアピールした。
映画『バービー』は、8月11日より劇場公開。
※高畑充希のコメント全文は以下の通り。