JO1・白岩瑠姫とモデル・俳優の久間田琳加がダブル主演する映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』より、青磁（白岩）と茜（久間田）の恋心があふれ出す60秒予告編と本ビジュアルが解禁された。同予告編では、JO1による主題歌「Gradation」も解禁され、主人公2人の関係をエモーショナルに盛り上げている。

【動画】主題歌はJO1「Gradation」　映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』予告（60秒）

　原作は、小説サイト「野いちご」で連載され、第1回野いちご大賞を受賞した汐見夏衛の同名小説。累計発行部数35万部を超え、丁寧に描かれた登場人物の心情と、表現豊かな風景描写が共感と感動を呼び、「10代女子が選ぶ文芸小説No.1」にも選ばれた珠玉のラブストーリーだ。

　ダブル主演を務めるのは、第73回NHK紅白歌合戦に初出場を果たし、アジア最大級の音楽授賞式「2022 MAMA AWARDS」で“Favorite Asian Artist”を日本人アーティストで唯一受賞するなど、国内外から熱い注目を集めるボーイズグループ・JO1の白岩瑠姫。女優として華々しい活躍を見せるだけでなく、「non‐no」専属モデルを務めるなど、ファッションアイコンとしても同性から支持を集める久間田琳加。

　監督は、商業映画デビュー作となった『はらはらなのか』で注目を集め、「映像作家100人2020」にも選出、ドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』や公開中の『劇場版 美しい彼〜eternal〜』を手掛けた酒井麻衣。

　マスクが手放せず、周囲の空気ばかり読んでしまう「優等生」の茜（久間田）。自由奔放で絵を描くことを愛する、銀髪のクラスメイト・青磁（白岩）。何もかもが自分とは正反対の青磁のことが苦手な茜だったが、彼が描く絵と、まっすぐな性格に惹かれ、茜の世界はカラフルに色づきはじめる。次第に距離を縮めていくふたりの過去がやがて重なりあい、初めて誰にも言えなかった想いがあふれ出す―。

　60秒予告編は、青磁（白岩）が茜（久間田）に「俺、お前のことが…」と切り出す、告白を予感させるシーンから始まる。しかし、続いて放たれた言葉は「大嫌い」。本心を隠して優等生を演じている茜に、青磁は「言いたいことがあるなら、ちゃんと言えよ！」とたたみかける。思わず「私はこういう風にしか生きられないの！」と言い返す茜の手を引き、抜けるような青空の広がる屋上へと連れ出す青磁。

　息苦しい世界から救い出してくれた青磁に次第に心惹かれていく茜だが、青磁が口にした言葉は「ごめん。もう会えないかもしれない」という思いもよらない一言。さらに、ラストに「俺は、何よりもう一度…」と意味深なセリフも。酒井監督によるリリカルな演出とカラフルな映像美のもと、何もかもが正反対のふたりが恋に落ちていく様を丹念につづった予告編に仕上がっている。

　映像内で印象的に流れるのは、白岩の所属するJO1による、劇映画では初となる書き下ろし主題歌「Gradation」。徐々に惹かれ合い、やがてひとつの「色」を織り成していく青磁と茜の関係を、瑞々しさあふれる11人のボーカルとサウンドでエモーショナルに盛り上げている。

　本ビジュアルは、青磁と茜が互いに背中を預け合い、儚く切ない表情で同じ空を見上げる様子を捉えたもの。“君と見上げる空は、泣けるほど美しい。”というコピーが添えられ、ふたりの恋模様の行方が気になる、エモーショナルなビジュアルに。タイトルロゴは、青磁を象徴する「青磁色」から、茜を象徴する「茜色」へのグラデーションを意識したものとなっており、まさに「夜が明けるような」配色。色がキーポイントとなる本作の魅力を詰め込んでいる。

　このビジュアルの制作には、若き才能が集結。フィルムでのスチール撮影を行ったのは数々の企業広告や、藤井道人監督作『最後まで行く』のビジュアル撮影などを手掛けた増田彩来。圧倒的な透明感と物語性にあふれる写真で若い世代を中心に支持を集め、Instagramでは14.5万人のフォロワーを持つ注目の写真家だ。ビジュアルの縁を彩る絵の具のテクスチャーを施したのは、アーティストの朝霧レオ。バラエティ番組『日曜日の初耳学』（TBS系）で出演ゲストのポートレートイラストを担当している朝霧は、本作の絵画監修を務め、白岩演じる青磁の絵画指導にも携わった。制作にあたり、立体的でカラフルな質感を目指し、ビジュアルの細部においても青磁と茜の心情表現にこだわっている。

　さらに今回、本作のムビチケ前売券が、6月30日より、全国の上映映画館、メイジャー通販サイト、ムビチケオンラインにて発売されることが決定。ムビチケオンラインでは、第1弾特典として、増田彩来撮影による「青磁と茜の切なげな表情」を捉えたデジタル画像が付く。

　映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』は、9月1日より全国公開。