俳優の唐沢寿明が主演する『連続ドラマW フィクサー』（WOWOW）のSeason2より、新予告が公開。また、唐沢と町田啓太が出演するYouTubeでの生配信イベントが、7月1日に開催されることが決定した。

　本作は、2020年秋の紫綬褒章を受章した脚本家・井上由美子が“フィクサー”を題材に描くノンストップサスペンス。世の中を裏から操る“フィクサー”の暗躍と金と権力に群がる人間たちを描き、3シーズンにわたる大型ドラマシリーズとして展開する。

　Season2では、“冤罪”をテーマに、唐沢寿明扮する主人公のフィクサー・設楽拳一が暗躍するさまを描く。東京都知事の妻が何者かに襲われ、意識不明に。現場にいた新聞記者の町田啓太演じる渡辺達哉が、殺人未遂容疑で逮捕・起訴される。達哉を有罪にしたい権力者たちの思惑が交錯する中、拳一は達哉を冤罪から救えるのか？

　共演には、Season1から引き続き町田啓太、小泉孝太郎、要潤、斉藤由貴、富田靖子、内田有紀、小林薫、西田敏行らが出演。Season2から新たに、東京地検検事・佐々木雪乃役の江口のりこ、ヤメ検弁護士・杉谷菜穂子役の鈴木保奈美、東京都知事・横宮三郎役の石黒賢、都知事夫人・横宮妃呂子役の真飛聖が登場する。なかでも鈴木と唐沢の共演はドラマ『愛という名のもとに』以来31年ぶりで、弁護士とフィクサーとして冤罪と闘う強力タッグに期待が高まる。

　このたび、Season2の新予告が公開となった。本作のテーマは冤罪。“正義の記者”から一転、殺人未遂の容疑をかけられる達哉（町田）の悲痛な叫びから映像は始まる。

　拳一（唐沢）を過去に刑務所に送った検察官・佐々木雪乃（江口）が、達哉を執拗に追い込み、この裁判は拳一のリベンジのためであることが垣間見られる。そんな背景も鋭く見抜く敏腕弁護士・杉谷菜穂子（鈴木）の存在感にも目を奪われるが、果たして有罪率99.9％の司法の壁を前に拳一と杉谷はどんな一手に出るのか、期待が高まる。

　さらに、拳一の右腕だったはずの丸岡慎之介（要）は、本郷吾一（西田）のスパイなのか、誰かの命が狙われるのか。裁判の行方に加えて緊張感が高まるストーリー展開に。

　Season1では直接会うことがなかった拳一と達哉。冤罪から達哉を救おうとする拳一が達哉と対面となれば、そこでどんな言葉を交わすのか？　冤罪の裏に隠された登場人物たちの思惑が垣間見える予告編となっている。

　また、Season2の放送・配信を記念して、唐沢寿明、町田啓太が出演するYouTubeでの生配信イベントが、7月1日18時より開催決定。YouTube「WOWOW Official チャンネル」（予定）で視聴可能で、本作の見どころをはじめ、撮影現場の印象や本作にかける思いが語られる。さらに、事前に募集した質問に2人が答えるスペシャルコーナーも。質問はtwitterのWOWOW『連続ドラマW フィクサー』公式アカウントで募集告知する。

　『連続ドラマW フィクサー』Season2（全5話）は、WOWOWにて7月9日より毎週日曜22時放送。