7月8日より放送の『ウルトラマン』テレビシリーズ最新作『ウルトラマンブレーザー』（テレビ東京系）。そのプレミア発表会が、池袋のサンシャイン劇場で6月12日に行われ、主人公・ウルトラマンブレーザーに変身するヒルマ ゲント隊長役・蕨野友也ら主要キャスト6名、田口清隆監督、オープニング、エンディング曲を歌うアーティストが登壇した。

　イベントは、きただにひろしによるオープニング主題歌「僕らのスペクトラ」の生歌唱でスタート。曲中にウルトラマンブレーザーが客席からサプライズで登場すると、歓声も上がり、開始からファンサービス満点の演出。その後、特殊怪獣対応分遣隊「SKaRD」より、蕨野、搗宮姫奈、梶原颯、内藤好美、伊藤祐輝、加藤雅也らメインキャスト陣、そしてメイン監督の田口清隆が登壇。

　蕨野は「まさか自分がウルトラマンシリーズに出られるとは思ってもいませんでした。小さいころに赤白帽を使って、ウルトラマンになって遊んでいたのを覚えています。自分が歴史の1ページに載るのだという自覚を持って、今日は魅力をたっぷり伝えていきたいと思います！」と隊長らしく気合十分の挨拶。

　会場には円谷プロのサブスクリプションサービス「TSUBURAYA　IMAGINATION」で当選した約250名の観客が集まる大盛況ぶりで、監督から「今回すでに撮影は終わっております！」とクランクアップを発表すると、会場からも大きな拍手が。

　その後、内藤からの振りで、特殊戦術機甲獣・アースガロンも登場。イベント中盤には、蕨野が、歴代の主人公たちも実施した恒例の生変身を初披露、観客からの拍手喝采を浴びた。感想を聞かれた蕨野は「少し恥ずかしいですね」と照れ笑いを見せた。その後の隊員全員での変身ポーズ披露では、蕨野が完璧で丁寧な解説で促したのに対し、加藤が「ブレーザーストーンの入れる方向がこの歳じゃ見えないのよ」とぼやくほか、梶原がブレーザーブレスを身に着ける向きを逆にしてしまうハプニングも発生。爆笑の一幕となった。

　十分に温まった会場をさらに熱く盛り上げたのはMindaRynによるエンディングテーマ「BLACK STAR」生歌唱。また、ラストのフォトセッションでは、本作で登場する新規怪獣14体が一堂に集結し、イベントの最後には蕨野が、「このウルトラマンブレーザーを走りきるためにたくさんの方のおかげで今日ここに立たせていただけております。これから最後までウルトラマンブレーザーを盛り上げていくためには皆さんの力が必要です！俺たちと一緒に戦ってくれ！ありがとうございました！！」と劇中さながらに隊長らしい力強いメッセージで締めくくった。

　同じく池袋のサンシャインシティでこの夏開催される「ウルトラヒーローズEXPO2023サマーフェスティバル」でも、今作のメインキャスト陣がステージイベントに登場。本イベントの模様はTSUBURAYA IMAGINATION、ウルトラマン公式YouTubeチャンネルにて後日アーカイブが配信予定。

　『ウルトラマンブレーザー』は、テレビ東京系にて7月8日より毎週土曜9時放送。