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レディコミ史上最大級のヒット作『セフレの品格』ポスター&予告編解禁 前野健太が初の主題歌書き下ろし

映画

<片山萌美、新納慎也、髙石あかり、石橋侑大コメント全文>

■片山萌美(新堂華江役)

 SEXって大切ですか? この『セフレの品格』という作品は、「新しい幸せの定義」を考えさせてくれる作品な気がします。未来を見据えた、結婚、妊娠、愛する人との時間など、世の中の誰もが想像する一般的な正当な幸せ。しかしそのレールにのらなくても幸せを自分の意思で決めることができる昨今。

 華江を演じる中で、この作品では「その時、その瞬間の幸せを大切にしてる」と、深く感じました。刹那的な愛でもそれだけで生きていける糧になることは多いはず。『初恋』編ではその異様さと、『決意』編では若さの美しさをぜひ堪能していただきたいです。

■新納慎也(栗山役)

 “eros”という言葉には何故か猛烈に哀しみを感じます。哀しみがあると分かっていても「好きなんだから仕方ない」。本作の台本をいただいた時にそんなことを感じました。そして、僕が演じた栗山という男もまた「好きなんだから仕方ない」という生き方。彼は彼なりに純粋に愛を伝えたかった一人の人間であるということを大切に演じました。

 城定秀夫監督作品に呼んでいただいたことは本当に光栄で、噂通りの的確かつスピーディに進んでいく現場で、僕が持ち込んだ栗山像に真摯(しんし)に向き合ってくださったことに感激しました。そんな城定監督が創り出す、退廃的な人間の欲と憂いと羞恥心が入り混じった哀しい“eros”の世界で、強く生きる女性の“意思”と“愛”の意味を痛烈に感じさせる本作、じっくり楽しんでください。抄子と一樹はもちろんですが、栗山の想いも感じていただけたら嬉しいです。

■高石あかり(山田咲役)

 脚本を読み「求める」という感情は、突然怖いモノへと豹変し、時に愛おしく美しいものにもなり得るということを知りました。

 そして、咲を演じるには今までの感覚だけでは役が浅くなってしまうと感じ、外部からの情報や映像、音楽から役を知っていきました。そこで感じた吐き気や震え、心と身体の変化を必死に役に落とし込み、それを現場や城定監督が全て受け入れてくださったからこそ、自由に演じられたと思っています。この作品の一員になれたことに心から感謝します。

■石橋侑大(市原猛役)

 市原猛になるために、役者を続けていたんだ。そんな不思議な気持ちで台本を読ませていただきました。猛の抱える葛藤が自分自身の苦しみであり、それをさらけ出すことに躊躇いも恥じらいもありました。それでも不器用に、泥臭く、馬鹿正直に生きていく市原猛の魂に、この身の全てを捧げカメラの前に立ちました。こんな男をスクリーンまで導いてくれた城定組全ての方々に感謝しています。是非劇場で、熱くエロスな闘いをご覧下さい!

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映画『セフレの品格』予告編

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