『特捜9』井ノ原快彦、侍ジャパンWBC優勝に「たくさんの夢をありがとう!」
関連 :
■田口浩正(矢沢英明役)
――『season6』の進化したところを教えてください
今回は、ちょっとスカした感じの髪型にしてみました。似合うかなと思って切ったのですが、今日、小さなおできができて気になっちゃって…(笑)。『season6』は事件だけじゃなく、それぞれの家庭の問題も少しずつ入ってきて、素晴らしい展開になっています。
――撮影現場の雰囲気を教えてください
吹越(満)さんの言うように、僕らのプライベートでの会話がドラマの中の関係性とリンクしている感じなんです。もはや、『特捜9』はセミドキュメンタリーみたいな感覚ですね。
――特捜班を家族に例えると、どのような役割でしょうか?
イノッチ(=井ノ原)と吹越さんと僕、3兄弟みたいでしょ? 僕が三男で、次男は吹越さん、イノッチはいちばんオトナだから長男。長男のイノッチの言うことなら何でも聞きますよ!(笑)
■深川麻衣(高尾由真役)
――『season6』の進化したところを教えてください
私が演じる由真は曲がったことが嫌いな、正義感の強い女性。特捜班に異動してきた『season5』では、「この捜査の仕方は何!?」「この自由な人たちは何!?」という衝撃を受けていたのですが、今シーズンは1年間経って成長してほぐれている部分があるので、そこに注目していただけたらうれしいです。由真は国木田班長に対しても、物おじせず発言しています。
――撮影現場の雰囲気を教えてください
最初にこの現場に入ってビックリしたのが、みなさんがお互いの家族のことまで熟知していること! 本当に家族や親戚のようで、ほかにはない環境だなと思いました。
今シーズンの脚本は、演じる側が遊ばせてもらえるような余白を残したセリフが多く、どういうトーンで言おうかな、どういう風にやったら面白いかな、と考えながら演じているのですが、みなさん相変わらずどんなことをしても温かく、どんと構えていてくださるので、今年も安心して撮影させていただいてます。
――2年目社員からの悩み相談に関連して…『特捜9』のキャストの中で最も相談しやすい人は?
みなさんもれなく相談しやすいのですが、何を聞いても必ず返してくれるのが、博識な(中村)梅雀さんです。何でも知っていて何でも詳しいんです! 先日も「腰の骨が鳴るんですけど、どうしたら治りますか?」と聞いたら、すぐに教えてくださいました。
■中村梅雀(国木田誠二役)
――『season6』の進化したところを教えてください
『season3』で班長に就任して、今年で4年目です。最初はワケのわからない班長だったのが、『season3』の最後にその理由がわかり、『season4』で打ち解け、『season5』でチャラチャラした部分が出てきたなと思ったら、『season6』では、再びワケのわからない男に(笑)。本作では国木田の謎めいた雰囲気が出ていますので僕自身、これは面白いなと期待しています。みなさんも期待してください。
――中村さんは途中から特捜班の輪に加わりましたが、現場の雰囲気をどう感じていますか?
『特捜9』は、井ノ原さんや羽田さんの“受け入れ体制”が素晴らしいんです。入りにくそうにしていると、すぐに「こっちにいらっしゃい」と声をかけてくれるし、すみっこにいる人を見つけては「おいしいものあるから来て!」と気をまわす…そういうところがスゴイです!
――個性豊かな特捜班をまとめる班長役を演じられていかがですか?
特捜班メンバーは何を言っても聞くような人たちじゃないので勝手にさせといて、国木田自身も勝手に動く…というのが、最近の国木田の流儀。みんなすごく気が合ってるのに勝手なんですよ(笑)。本番でもカメラが回っていないときはまったく関係ない話題で盛り上がっています。
――日本中がWBCで盛り上がりましたが、侍ジャパンの健闘を振り返って感想をお願いします
WBCでの侍ジャパンの戦いは全試合、見てきました。真剣勝負だからこそ、人間のナマの表情が伝わってくるし、大谷翔平選手の喜びを爆発させたような表情を見て、俳優としてあんなふうに喜びを表現させてみたいなと思いましたね。とにかく、侍ジャパンの投手のレベルってスゴイ! そして“打つぞ!”という場面での、ヌートバー選手からのつながりが最高にしびれましたね。今日も料理にペッパーミルでコショウをスリスリしてきました!