葵わかな、伊藤沙莉、薬師丸ひろ子共演 2夜連続SPドラマ『キッチン革命』、来年3月放送
◆葵わかな
私が演じる綾子は、明治から大正、昭和と劇的に変化を遂げる時代の中、女性に厳しい医学の世界でやりたいことに向かってまっすぐ走ったピュアな女性。彼女はいくつになっても好奇心を忘れず、愛情深い。その好奇心と愛情深さが、綾子の軸になっているのだと思います。綾子がみなさんの背中を押すようなキャラクターになったらいいなと思いながら演じています。
ある人物に「誰を病気にしたくないの?」と聞かれるシーンがあるのですが、彼女は「みんなです。あなたやここで働いている人たち、あなたの家族も…」と答えるんです。身内や友達だけでなく、まったく知らない人に対しても平等に愛情を持ってやさしい気持ちで接することができる…。綾子の人柄がよく出ているなと思って、私はこのセリフがとても気に入っています。
また、私と綾子の共通点は、料理や食べることが好きなところですね。綾子は母や叔母が料理する姿を見ていて、「面白い! 自分もやってみたいな」と思うんですよね。そんなふうに、料理に対して興味があるところは似てるかなと思います。
この『キッチン革命』は料理というものを通して、世の中を幸せにそして健康にしたいなと奮闘した2人の女性の物語です。意外と知らない“便利なもの”が誕生した瞬間が見られるドラマでもあるので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。
◆伊藤沙莉
『キッチン革命』は今、“当たり前に存在するもの”の初めの一歩を踏み出した女性たちを描いた物語です。革命を起こした彼女たちのおかげで“今”があることを表現できたらいいなと思いながら、演じています。
マホは、本当にかっこいい女性! ただ単純に“強い”のではなく、やり遂げたいこと、切り拓きたい道がある人ってこんなに強くて凛々しくてカッコいいんだなと感じています。そんなマホをきちんと表現すべく、憧れと敬意を持って演じさせていただきました。演じていて気持ちがよかったのは、“ダイニングキッチン”という名前が生まれた瞬間のシーン。目の前がパーッと開かれたような感覚になりました。何かが生まれる瞬間って、とても気持ちいいですよね! 演じることができてうれしかったです。
マホとの共通点は、“とにかく一度、挑戦してみること”かな…。マホには“ひとまずやってみよう”という考えがあるように思います。私はマホほど果敢なタイプではないのですが、一回チャレンジしてみないとわからないな、と思っているところは“遠からず”なのかなと思っています。(笑)
第一夜も第二夜もかっこいい女性たちが登場し、道が切り拓かれる瞬間が描かれます。素敵な奇跡をたくさんお届けできる作品ですので、ぜひご覧ください。
◆薬師丸ひろ子
脚本を読んで、今とはだいぶ違う時代背景の中、未来を切り拓いていく若い女性たちの姿にとても感銘を受けました。
葵わかなさんと私が演じる綾子は、時代の先駆者。数々の苦悩や困難がある中、目標と夢を持って突き進んで道を切り拓いた人で意思を強く持って生きる女性だと思います。
そして伊藤沙莉さん演じるマホは、非常に進歩的な女性。当時は受け入れられにくいところもあったかと思いますが、彼女もまた、夢と目標にまっすぐに向かったパイオニア(先駆者)だ思います。
私が気に入っているシーンは、綾子とマホが初めて運命の出会いを果たすところ。マホのやさしさ、温かさがまっすぐに伝わってきて、とても心温まるシーンになったと思っています。伊藤さんとは2度目の共演ですが、本当にまっすぐなお芝居で、彼女の言うセリフには嘘がなく、真実がこぼれ落ちてくるようなお芝居をされる、とても素敵な女優さんだなと改めて感じました。
この『キッチン革命』は、若い女性たちが大活躍するドラマです。爽快さや夢を感じていただける作品ですので、ぜひ応援する気持ちで見ていただけたらと思います。
この記事の写真を見る
関連記事
- 【写真】伊藤沙莉、『M-1』“誹謗中傷”に苦言の兄・オズワルド伊藤をねぎらい「今年も面白かったです!」
- 【写真】『最愛』吉高由里子&薬師丸ひろ子、及川光博のバースデーを祝福 豪華オフショットに反響
- 葵わかな、節約に目覚める! 原田ひ香の68万部超ベストセラーをドラマ化『三千円の使いかた』で主演
- 望月歩&葵わかなW主演、7年ぶりにテレ東新春時代劇が復活! 里見浩太朗が最後の大立ち回り
- 染谷将太&松田龍平&町田啓太共演 クドカン正月時代劇『いちげき』、伊藤沙莉ら新キャスト発表
- 【レビュー更新】ディズニー史上、最も温かく切ない“兄弟の絆”に感動! 『ライオン・キング』“はじまり”の物語を徹底解剖 P R