松本潤主演大河ドラマ『どうする家康』、追加キャストに古川琴音、中村勘九郎ら
関連 :
■田辺誠一(穴山梅雪[信君]役)
――役柄説明を読んで、演じる人物の印象はいかがでしょうか。意気込みとあわせてお聞かせください。
甲斐の国、武田家を守るために忠義を尽くしたいと思います。阿部寛さん演じる信玄公の圧倒的な存在感、その求心力で風林火山の旗の下、武田家の結束力を感じています。
――これまでの大河ドラマのご出演で、印象に残っていることはありますか?
「青天を衝け」(2021)で尾高惇忠を演じましたが、「徳川慶喜」(1998)で演じた事がある藤田小四郎が敵対する立場として出てきて、向こうの気持ちも分かるので不思議な気持ちでした。
――古沢作品 の魅力や好きな作品があれば教えてください。
「ALWAYS 三丁目の夕日」に泣かされました。ダイナミックに時代が動く中で、一人一人の人間が何を大切にしているか、守るために戦わなければいけない切なさ、それぞれの正義のぶつかりが楽しみです。
――共演が楽しみな方がいらっしゃいましたら教えてください。
松本さん、岡田(准一)さんをはじめ、大好きな俳優陣が集まっているので共演するのが楽しみです。みんなで作品の世界を作り上げ、見てくださる方の心にいつまでも残る作品になればと思っています。
■市川右團次(空誓上人役)
――役柄説明を読んで、演じる人物の印象はいかがでしょうか。意気込みとあわせてお聞かせください。
先ずは今回が初めての大河ドラマへの出演、お話を頂き大変嬉しく光栄でした。私が務めさせて頂きます空誓(くうせい)のお役は、僧侶で有りながらも、先ず一人の人間として常に民衆と共に生きている人物であると理解し、そこに魅力を感じました。事前に資料を頂けたことや、丁寧なリハーサル、監督との細かいディスカッションを設けて頂けた事にも感謝致しております。おかげで心地よく務める事が出来ました。実際にどの様な映像になっているか、今からとても楽しみです。
私が演じていたシーンである1563年頃から、その40年後の1603年に江戸幕府が開府され歌舞伎の歴史が始まったと言われております。歌舞伎は元来民衆の中から沸々と湧いてきている文化なので、寺内町で民衆と踊るシーンを演じて、まるで歌舞伎の発祥期に居る様な不思議な体験が出来たのも忘れられません。
――『どうする家康』の脚本を読まれてのご感想はいかがですか。
作品内の、家康をはじめとする登場人物の一人一人が生き生きとしていて、歴史が生まれる過程が感じられました。