生田斗真主演『大河ドラマが生まれた日』、阿部サダヲ、松本穂香ら共演キャスト発表
俳優の生田斗真が主演を務めるテレビ70年記念ドラマ『大河ドラマが生まれた日』(NHK総合)の放送日時が、2023年2月4日19時30分に決定。また追加キャストとして、阿部サダヲ、松本穂香、中村七之助、伊東四朗らの出演が発表された。
【写真】阿部サダヲ、松本穂香、中村七之助ら豪華キャストが共演
本作は、若きテレビマンたちの笑って泣ける大河ドラマ誕生奮闘記。初めてテレビで大型時代劇に挑戦し、夢をかけた人たちの思いに触れる。主人公のNHK芸能局・ドラマのアシスタントディレクター・山岡進平役を生田が務める。人気脚本家・金子茂樹のNHKドラマ初執筆作品となる。
阿部サダヲが演じるのは、NHK芸能局プロデューサーで山岡の直属の上司・楠田欽治。調子の良さが持ち味で、これまでにない日本一の時代劇を作るべく奔走する。
阿部は「プロデューサーという役職、そしてゼロからドラマやキャスト、スタッフがどうやって決まっていくのか、とても興味があったので、今回の楠田役凄く楽しかったです!生田斗真くんという優秀な部下を引き連れて色んな所に交渉しに行く場面を是非お楽しみ下さい」とコメント。
松本穂香が演じるのは、山岡の下宿先の娘・渕上明恵。食事の準備など下宿屋の仕事を一手に引き受けている。忙しい山岡の体調を気遣って面倒を見ているが、ひそかに恋心を抱いている。
松本は「昭和の時代の下宿屋の娘です。ほとんどのシーンが家の中で仕事をしながらのお芝居でした。ぬか床を混ぜたり洗濯物を畳んだり、現代のお芝居では少なくなってきている表現が逆に新鮮で、楽しくやらせて頂きました」と話す。
中村七之助が演じるのは、一世をふうびした昭和の日本映画の大スター・佐田啓二。山岡たちからテレビドラマへの出演をオファーされるが、テレビに出ることをしぶる。
七之助は「大スターでいい男で、この役のオファーが来た時には『なんで僕?』って(笑)。佐田さんは、まだテレビの価値が定まらない時代に、未来の若手のために出演を決断したことはすごいことだと思います。本当にプレッシャーですけど、この役をやらせてもらうことはとても嬉しいです」とコメント。
伊東四朗が演じるのは、山岡の下宿先の主人・渕上憲明。学生時代から山岡の面倒を見て息子のように思っている。
伊東は「大河ドラマ『天と地と』『春日局』『北条時宗』『新選組!』『平清盛』と出して頂いたお陰で、今回のドラマに出演が叶ったと思っています。若い生田、松本両氏とのシーンでは、年甲斐もなくドキドキし、またやっとテレビを買って嬉しくて近所の人を招んで自慢する所は懐かしく笑ってしまいました」と話す。
このほか、楠田の妻で良き理解者である楠田美登理役を倉科カナ、山岡の後輩の芸能局アシスタントディレクター・大江育間役を矢本悠馬、京都・太秦の映画撮影所の次長・六車宗夫役を三宅弘城、映画界の大スター・淡島千景役をともさかりえ、山岡の父・山岡光雄役を永島敏行、NHK近くの屋台の主人・吉種役をイッセー尾形が演じる。
主演の生田は「大変に豪華なキャストの皆様と、濃密な時間を過ごしました。演劇、歌舞伎、映画、テレビの垣根を越えて様々なジャンルの俳優陣が彩った大河ドラマ第一作目『花の生涯』の如く、様々なジャンルの俳優陣が集結しました!ドラマ制作の現場で諸先輩方が命をかけて戦った姿に思いを致し、心を込めて作ったドラマです」とコメントしている。
テレビ70年記念ドラマ『大河ドラマが生まれた日』は、NHK総合にて2023年2月4日19時30分放送。