今夜放送! 劇団ひとり監督・脚本、浅野忠信主演『24時間テレビ45』SPドラマ『無言館』場面写真公開
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今夜8月27日21時ごろから劇団ひとりが監督&脚本を手掛け、俳優の浅野忠信が主演するスペシャルドラマ『無言館』が、日本テレビ系『24時間テレビ45 会いたい!』内にて放送。本作の場面写真が到着、劇団ひとり監督のスペシャルインタビューも日テレ公式YouTubeで公開された。
【写真】八木莉可子、影山拓也(IMPACTors/ジャニーズJr.)も出演! スペシャルドラマ『無言館』場面カット
本作は、戦争で亡くなった画学生の絵を集めた美術館「無言館」設立のために全国を駆けめぐったある男を、実話をもとに描くヒューマンストーリー。劇団ひとりが、地上波ドラマとしては初の監督兼脚本を担当する。
太平洋戦争に出征する直前まで絵を描き続けた戦没画学生。「あと10分、あと5分でいいから描かせてくれ…」と描いたのは故郷・家族・愛する女性を描いた穏やかな絵ばかりだった。そんな画学生たちの作品を展示する「無言館」の開館にむけて立ち上がる主人公・窪島誠一郎を浅野が演じる。そして、窪島に多大な影響を与え、良きバディとして共に全国各地の遺族のもとを訪ねる洋画家・野見山暁治役に寺尾聰がふんする。
さらに戦没画学生の遺族・恋人役で大地康雄、笹野高史、でんでん、由紀さおり、檀ふみの出演。窪島の友人の美術商役を皆川猿時、古くなった絵を修復する絵画修復家役を渡辺真起子が演じる。また、劇団ひとりが大絶賛したという若手キャスト、八木莉可子・影山拓也(IMPACTors/ジャニーズJr.)も出演。2人が演じるのは、戦争に向かう最後の最後まで恋人の姿を描き続けた戦没画学生・日高安典と、そのモデルとなった恋人・雪江役。戦争に日常を奪われた若い2人の切なく悲しい恋の物語を、役と同世代の2人が挑む。
監督・脚本を務めた劇団ひとり監督はこのドラマについて、「絵に向き合った画学生の想い、絵を守ろうとするご家族の想い、絵を引き継ごうとする窪島さんや野見山さんの想いは、ものすごく美しいものだと僕は思ったので、極力その思いに焦点をあてて、脚本を書いたつもりです」と語るなど、それぞれの登場人物の想いを丁寧に描いた脚本も本作の見どころの一つとなっている。
さらに「作品を守り続けたご家族の思いなど、それぞれの思いはとても尊いので、丁寧に描かないといけないなと思いました。無理やりドラマチックな話にしてはいけないな、と」と想いを明かす。
また、このドラマのもう一人の主役だという「絵」について、「絵は魂を込めて描くので、自分の分身のようなもの。そんな絵をただの小道具にしてはいけない」と語り、扱う絵に関しては「ちゃんとしたライティングでお見せしないと失礼に当たるなと思いました」と、細部にまでこだわって撮影された。
スペシャルドラマ『無言館』は、日本テレビ系『24時間テレビ45 会いたい!』内にて8月27日21時ごろ放送。