映画『ソニック・ザ・ムービー／ソニック VS ナックルズ』より、ドクター・ロボトニック（声：山寺宏一）とナックルズ（声：木村昴）が、同盟を結ぶもちぐはぐな掛け合いを繰り広げるユーモラスな吹き替え本編映像が解禁された。

　本作は、全世界でシリーズ累計約13.8億本を記録した日本発の人気キャラクターであるソニックをハリウッドで実写映画化し、全米でゲーム原作映画史上最高の興行収入記録を打ち立てた『ソニック・ザ・ムービー』の続編。

　平穏な日々を過ごしていたソニック（声：中川大志）のもとに、前作でソニックに敗れてキノコの星へ飛ばされた悪の天才科学者ドクター・ロボトニック（声：山寺宏一）が、憎きソニックを今度こそやっつけるため、銀河系一キケンな戦士・ナックルズ（声：木村昴）を引き連れて地球へ舞い戻ってくる。

　今回解禁されたのは、ドクター・ロボトニックとナックルズが、ソニックを狙うという利害が一致して意気投合し、同盟を結ぶ様子を収めた吹き替え本編映像。「地球ではこういう時、互いの手を強く握るんだ」とチーム結成を祝しナックルズに握手を求めるドクター・ロボトニックだったが、手を握り返すナックルズの人間離れした握力に思わず絶叫。

　「お気に入りの手を砕きやがって…！」と悶絶するロボトニックに、ナックルズは「そうか？　俺の手は何ともないが。だが、お前の覚悟はよく分かった」と涼しい顔。それでもロボトニックは何とか自分で関節を治しながら「嬉しいよ…君と味方になれて…！」と語りかけ、さっそく飛行艇で向かおうとする。果たしてソニックは、彼らの襲来に太刀打ちできるのか。ロボトニック役のジム・キャリーのパワーアップした怪演と山寺のハイテンションな吹き替え、そしてロボトニックと木村演じるやや天然気味なナックルズとのユーモラスなやりとりに思わず頬がゆるむ、楽しいシーンとなっている。

　ドクター・ロボトニックと手を組むことになるナックルズは、宇宙一の戦闘種族であるハリモグラ族の最後の戦士で、ソニック同様に長い歴史を持っている。本作でのキャラクター造形について、ジェフ・ファウラー監督は「探索しがいのあるもの」だったと振り返り、「ナックルズには素晴らしいバックストーリーがある。ソニックとは全く違うんだ。ソニックは冒険と楽しみを追い求める自由人だが、ナックルズは規律と名誉に基づいた人生を送っている。2人のキャラクターの間にはバツグンに面白いコントラストがあるんだ」とコメント。ソニックとは好対照の強力キャラクターであるナックルズが、ドクター・ロボトニックとの連携によってどんな大暴れを見せてくれるのか期待したい。

　映画『ソニック・ザ・ムービー／ソニック VS ナックルズ』は、8月19日より全国公開。