『DORONJO/ドロンジョ』池田エライザのド迫力ポスター解禁 古田新太&高橋和也ら全キャスト発表
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10月7日放送・配信スタートする女優・池田エライザ主演のタツノコプロ創立60周年記念『WOWOWオリジナルドラマ DORONJO/ドロンジョ』より、90秒のスペシャル予告映像とポスタービジュアルが公開。また、古田新太、高橋和也ら全キャストが解禁となった。
【動画】『WOWOWオリジナルドラマ DORONJO/ドロンジョ』スペシャル予告映像
本作は、発表から45年を経たアニメ『タイムボカンシリーズ ヤッターマン』を原作に、池田演じる主人公の泥川七音(どろかわなお)が、ドロンジョとして悪に手を染めることになるまでの知られざる過去や壮絶な生きざまを描いたダークエンターテインメント。脚本を喜安浩平ほか、監督を内藤瑛亮、横尾初喜が担当する。
これまでに、七音のボクシングのライバルで、のちに“ヤッターマン2号”となる聖川愛花役に山崎紘菜、愛花の幼なじみで、のちに“ヤッターマン1号”となる高岩田ガン役に金子大地、のちのボヤッキーであり、事故により左脚を失った七音に義足を授ける青年・飛悟役に矢本悠馬、のちのトンズラーであり、一味の怪力担当・匠苑役に一ノ瀬ワタル、ドラマオリジナルのキーパーソン・瑛磨役で田中俊介の出演が発表されている。
この度発表された追加キャストは、古田新太、高橋和也、平山祐介、霧島れいか、近藤芳正の5名。
古田が演じるのは、七音が左脚を失う原因となった事件の捜査を担当する刑事・軍沢。一見すると物腰の柔らかいまじめな刑事だが、その心の内は見えず、何か凶悪な陰謀を企んでいるような不気味な人物だ。物語後半へ向け、次第に本性を現していく軍沢の、意外な“正体”とは?
高橋が演じるのは、愛花の父・聖川誠一郎。大手財閥の社長であり、社会貢献活動にも従事する人格者の誠一郎は、早くに母を亡くした愛花を溺愛し、何不自由なく育ててきた。そんな誠一郎の愛花への愛情が、やがて思わぬ事態を引き起こすことになる。
平山が演じるのは、七音の伯父で育ての親でもある泥川正治。厳しい指導で七音にボクシングをたたき込んだ正治は、傾きかけた自身のボクシングジム再建のため、七音を道具のごとく酷使する自分本位な男。左脚を失い、選手生命を絶たれた七音を前に、はたして正治はどのような行動に出るのか。
霧島が演じるのは、七音の実母で正治の姉・躑躅我鸞。やむにやまれぬ事情で幼い頃の七音を手放した鸞は、世界大会の選考会を機に突如七音の前に現れ、左脚を失い絶望する七音に献身的に寄り添う。そんな鸞のいちずな愛情を感じ、最初は拒絶していた七音も次第に心を許していくが…。
そして近藤が演じるのは、七音の実父で鸞の夫・躑躅我詩音。強権的で冷酷な詩音は幼少期の七音を支配していたが、現在は鸞の介護の下に生きている。そんな詩音と再会したことで、七音の中で封印されていた壮絶な記憶がよみがえってしまい…。
軍沢役の古田は「タイムボカンシリーズ直撃世代であります。ヤットデタマンあたりまで見てました。しかしながら、ヤッターマンには特別な思いがありますね。ガンちゃんたちには悪いですが、やっぱりドロンボーです。この作品に参加できて本当にうれしいです。実は好きすぎて、テーマ曲を作っていた山本まさゆき先生にウチの劇団の芝居のテーマ曲を作っていただきました」とコメント。
聖川誠一郎役の高橋は「僕らの世代の人たちは子供のころタツノコプロのアニメで育ったと言っても過言ではないだろう。中でもタイムボカンシリーズは欠かすことのできない大人気アニメであった。キャラクターの個性が番組の人気の秘密でもあった。ボヤッキー、トンズラー、そしてドロンジョ。この3人が繰り広げるちょっとおマヌケな活躍をいつも楽しみにしていた。ドロンジョ役の小原乃梨子さんはのび太くんの声でもおなじみだった。あの声こそ今でも忘れることのないドロンジョのイメージなのだ。だから実写版を作ると聞いて思わずニヤリとしてしまった。ところが台本を読んで驚いた! 『え!ドロンジョってこんな過去があったの!?』僕はますますドロンジョに惹かれていった。ちなみに僕の役はアイちゃんのパパなんだけどね(笑)」としている。
ポスタービジュアルには、池田演じる主人公・泥川七音が画面からはみ出さんばかりに写し出され、壮絶な悲しみと怒りを経験し、ヴィランと化した七音=ドロンジョの“揺るがぬ意思”を表現している。
『WOWOWオリジナルドラマ DORONJO/ドロンジョ』は、WOWOWにて10月7日より放送・配信。