アニメ「プリキュア」シリーズ劇場版最新作のタイトルが『映画デリシャスパーティ・プリキュア 夢みる・お子さまランチ！』（タイトルの「・」は正式にはハートマーク）に決定し、声優の花江夏樹がゲスト声優を務めることが発表された。併せてポスター、予告編、プレゼント付前売券（ムビチケ）、入場者プレゼント情報が解禁された。

【動画】『映画デリシャスパーティ・プリキュア 夢みる・お子さまランチ！』本予告（60秒）

　現在放送中の「プリキュア」シリーズ19作品目「デリシャスパーティ・プリキュア」は、「ごはん」をモチーフに「ありがとうの気持ち」と「シェアする喜び」を描く物語。世界中のおいしい料理が集うステキな街・おいしーなタウンを舞台に、みんなの「おいしい笑顔」を守るべくプリキュアが活躍する。

　劇場版となる本作の舞台は、ある日突然、おいしーなタウンに現れた“お子さまランチ”のテーマパーク・ドリーミア。おむすびのタワーや、パンの観覧車、ラーメンのコースターなど、食べ物をモチーフにしたアトラクションがいっぱいで、なんでも食べ放題、遊び放題のドリーミアで思いっきり楽しむ主人公の和実ゆい（キュアプレシャス）たち。でも、園内ではなにか異変が起きて…。ごはんの力を信じて困難に立ち向かうプリキュアと、ゆいみたいなヒーローになりたいと願うコメコメのあこがれの想いが大きな奇跡を起こす。

　解禁されたポスターに描かれているのは、テーマパーク・ドリーミアを背景に、プリキュアとエナジー妖精たち、そしてドリーミアの園長・ケットシーやお子さまランチのレシピッピ。後方には、キュアプレシャスと謎の少女が祈るようにして手を取り合っている姿があるが、この少女の正体とは？

　予告編は、ドリーミアで楽しむゆいたちや園長のケットシーの姿から始まるが、ローズマリーがロボットに囲まれると様子が一変。ゆいが悩む様子や激しく戦うプリキュアの姿に緊張感が高まる中、コメコメ、パムパム、メンメンが光に包まれて…!?

　ドリーミアの園長で、発明王でもあるケットシーの声を担当するのは花江夏樹。抜群の演技力に座古明史監督や製作スタッフが注目し、ケットシー役をオファー。花江は「あのプリキュアに出演できるとは…ただただ嬉しく思いました」と快諾したという。

　出演にあたり、花江は「ケットシーは本作でかなり重要な位置のキャラクターとのことで、そんな役を任せて頂けるなんて、頑張らなければなと今からドキドキしています」と感想を。

　「見た目がとっても可愛いので思いっきり可愛く演じられればいいなーと同時に可愛いだけじゃない…そんな一面も出せたらいいなと思います。アフレコ頑張ります！」と意気込む。「そして自分の娘達ももうすぐ2歳なので、一緒に鑑賞できたらいいな～と楽しみにしております。是非皆様も劇場に足を運んで楽しんで下さいね！」とメッセージを寄せている。

　また、座古監督は「ケットシーというキャラクターは、持っている才能、繊細さと真っ直ぐさ。優しさと強さ。そしてそれがあるからこそ抱えてしまう苦悩。花江さんのイメージが重なりました」とコメント。

　村瀬亜季プロデューサーは「キュートだけど、どこか不思議なケットシー。花江さんの愛嬌と芯のあるお芝居がケットシー、そしてこの映画の隠し味になってくれると思います」と期待を寄せている。

　なお、プレゼント付ムビチケ前売券が7月15日より発売。前売券特典は2つそろえるとハート型が完成する「つなげて＜ハート＞キーホルダー」に決定。（A）プレシャス＆スパイシーver．と（B）ヤムヤム＆フィナーレver．が全国合計8万個（各4万個）限定で用意される。

　さらに今回の入場者プレゼントは、劇中にも登場する「ドリーミアリング」（全国40万個限定）。主人公たちがドリーミアに入る際にもらう特別な指輪を映画館に入る時に受け取ることで、映画の中のキャラクターと同じ体験ができる。指輪はカラフルに光り、映画館がまるでテーマパークのパレードのように楽しい空間に。なお、入場者プレゼントは中学生以下の小人限定で配布される。

　アニメ『映画デリシャスパーティ・プリキュア 夢みる・お子さまランチ！』は、9月23日より全国公開。