福山雅治「ガリレオ」新作『沈黙のパレード』2022年公開　柴咲コウ＆北村一輝も集結

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公開日：2021/7/15 12:12

福山雅治「ガリレオ」新作『沈黙のパレード』2022年公開　柴咲コウ＆北村一輝も集結の

【写真】「ガリレオ」シリーズ歴代ポスタービジュアル

　東野圭吾による累計1400万部突破の人気シリーズのドラマ化として、2007年にフジテレビ月9枠で放送されたドラマ『ガリレオ』（第1シーズン）。変人でありながら天才的な頭脳を持つ物理学者・湯川学を演じた福山雅治の見事なまでの好演が大反響を呼び、平均視聴率21.9％という高視聴率を獲得し、さらに翌2008年に公開された映画『容疑者Xの献身』は興行収入49.2億円の大ヒットを記録。それから5年後には、連続ドラマ『ガリレオ』（第2シーズン）が放送。初回から4週連続で視聴率20％超えを記録した。その後2013年6月には映画化第2弾となる『真夏の方程式』が公開となり、興行収入33.1億円の大ヒットを記録し、その年の興行収入邦画実写No.1を樹立した。

　そんなヒットシリーズ第3弾となる本作。映画『マチネの終わりに』以来3年ぶりの映画主演となる福山が、再び不可思議な事件を科学的な検証と推理で見事解決していく天才物理学者・湯川学を演じ、警視庁捜査一課の刑事で、理論よりも自らの直感や感情を信じて行動する、正義感あふれる熱血タイプの内海薫役の柴咲、湯川の大学時代の同期であり、内海の上司でもある草薙俊平役の北村というお馴染みのキャストと共演する。シリーズを通してメガホンを取る西谷弘が本作でも監督を務める。

　アメリカ帰りの物理学者・湯川（福山）のもとに、警視庁捜査一課の刑事・内海（柴咲）が相談にやってくる。突然行方不明になった町の人気娘が、数年後に遺体となって発見される。容疑者は、湯川と大学時代の同期で内海の先輩刑事・草薙（北村）がかつて担当した少女殺害事件で無罪となった男だった。

　だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。その男が娘の住んでいた町に戻り、堂々と遺族たちの前に現れ、彼らを挑発したことで、町全体を憎悪の空気が覆う。そして、秋祭りのパレード当日、その男が死に…。男を殺害する動機のある者には全員アリバイがあり、死因も不明。この超難問に、湯川、内海、草薙の三人が挑む。

　「福山個人としては、草薙と薫に会えるのをずっと心待ちにしていました。しかし湯川としては…またやっかいな2人と再会したな…、と思っているかと」と笑う福山は、「この高いハードルかつ挑みがいのある難問に、我々はどういう最適解を導き出すのか。僕も湯川と共に今作の映画化における極上のエンターテイメントを探究したいと思います」とコメントした。

　映画『沈黙のパレード』は2022年公開。