日本から妻夫木聡、長澤まさみらが出演する中国映画『唐人街探偵 東京MISSION』より、事件解決のため秋葉原に降り立った探偵役の妻夫木が、まさかのコスプレ姿を披露する場面写真が解禁された。

　本作は、東京を舞台に、日本、中国、タイの探偵4人がそれぞれの個性と推理を発揮して異なる方向から難事件に挑む姿を描く。事件解決のため日本に呼び寄せられた中国の探偵コンビ、タン・レンとチン・フォン役を、ワン・バオチャンとリウ・ハオラン。日本の探偵・野田昊（のだひろし）役に妻夫木聡。タイの探偵で元刑事のジャック・ジャー役をトニー・ジャーが務める。

　秋葉原へやってきた4人の探偵たちは、事件の手掛かりをつかむため、大通りで開催されているコスプレパレードに突入…のはずが、“コスプレしていないとパレードには参加できない”と止められてしまう。そこで彼らは、自分たちもコスプレすることに。

　妻夫木が演じる野田昊は、普段からド派手なスーツに身を、包み高い推理力を持つキャラクターだが、そんな彼がふんしたのは、日本だけでなく世界中に多くのファンを持つ名作アニメ『聖闘士星矢』の天馬星座（ペガサス）の星矢。今回解禁された場面写真には、黄金聖衣に身を包み、秋葉原の中心でポーズを決める妻夫木の姿が収められている。本格的なコスプレ衣装はドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』を手掛けたスタイリストの伊賀大介が担当した。

　一方、本作の主人公である中国の探偵コンビ、タン・レンとチン・フォンを演じるスター俳優ワン・バオチャンとリウ・ハオランは、負けじと中国の国民的アニメ『ひょうたん童子』の兄弟・大娃と五娃に変身。さらに、『ワイルド・スピード SKY MISSION』や実写版『モンスターハンター』などに出演したタイのアクションスター、トニー・ジャーが演じるタイの探偵ジャック・ジャーは、日本の国民的キャラクターにふんし、「ペガサス幻想」や「おどるポンポコリン」といったおなじみの名曲に合わせてコスプレパレードに突入する。

　このシーンは実際に秋葉原の中央通りを封鎖して撮影。早朝から100人を超すエキストラと大がかりな山車（だし）を大通りに集結させて大規模なロケが行われた。

　映画『唐人街探偵 東京MISSION』は7月9日より公開。