【バイプレイヤーズ百名鑑】甲本雅裕「拘束の無さ、いい意味での緩みが魅力です」
日本を代表する名脇役たちが本人役で登場するドラマ『バイプレイヤーズ』シリーズ(テレビ東京系)。2021年、新プロジェクトとして、ドラマ第3弾『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』(テレビ東京系/毎週金曜24時12分)と、映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』(4月9日公開)が始動。総勢100名以上が出演する本作を彩る、個性豊かで豪華すぎるキャスト陣をチェックしていこう。
【写真】『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』に出演する甲本雅裕
◆File No.079 甲本雅裕
都会から離れた森に囲まれた大きな撮影所“バイプレウッド”。この辺ぴな撮影所に、各局の連ドラや映画作品が一気に集まってしまったことで起きる大騒動を描く新作。第10話で甲本は、任侠映画『アウトローの森』に出演する、相島一之とは東京サンシャインボーイズの劇団仲間の、剣道四段で文武両道の精神だがしばらく竹刀を握っていない、映画ドラマに欠かせない名バイプレイヤー“甲本雅裕”役を演じた。
『バイプレイヤーズ』シリーズへは前作に続き2度目の出演となるが、「仲間入りできてホッとしたというのが正直な気持ちですね」と笑う。「皆さんが全力で楽しまれていて、これこれって感じでした」と懐かしの雰囲気を満喫したようだが、現場では本人役を演じることに「どう意識したらいいのかわからなくなって、共演者の方と、『ここは本人でいいんですかね』と話しながらやってました」と明かす。改めて感じた本作の魅力を尋ねると「拘束の無さ、いい意味での緩みですね」との答えが返ってきた。
★甲本雅裕/1965年6月26日岡山県出身。1989年から東京サンシャインボーイズに入団。実直な会社員から強面ヤクザまで幅広い役柄で演技力を発揮。『踊る大捜査線』シリーズ(フジテレビ系)や、NHK大河ドラマ『新選組!』、『遺留捜査』シリーズ(テレビ朝日系)、『三匹のおっさん』シリーズ(テレビ東京系)、『99.9 ‐刑事専門弁護士‐ SEASON II』(TBS系)、『シグナル 長期未解決事件捜査班』(関西テレビ・フジテレビ系)、『下町ロケット』(TBS系)など出演作多数。2021年度後期NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』にヒロインの父親役での出演が発表されている。
●『バイプレイヤーズ』第10話プレイバック
バイプレイヤーがYouTuberになる!? 100人ものバイプレイヤーが集まり制作している任侠映画『アウトローの森』。スポンサーが降り、クラウドファンディングで出資金を募ることになったが苦戦していた。そこで、出演キャストがYouTuberとして個々にチャンネルを開設し、出資金を募ることに! 各々が動画を投稿して話題になるが…。まさかの“あの男”が現れて奇跡を起こす!?