伊藤淳史×吉岡秀隆×橋爪功『未来へのかたち』5.7公開決定 HAN-KUN主題歌入り予告解禁
俳優の伊藤淳史が主演を務める映画『未来へのかたち』が、5月7日より公開されることが決定し、主題歌入り本予告映像、本ポスターが解禁された。併せて、本作の主題歌を湘南乃風のHAN‐KUN、劇伴をピアニストの清塚信也が担当することも発表された。
【動画】壊れてしまった家族を《陶芸》が繋いでいく 映画『未来へのかたち』予告編
本作は、愛媛県にある小さな焼き物の里・砥部町を舞台に制作された、家族再生の物語。劇中では現存する陶石採掘場や実際の窯元、焼き物などを使用して撮影、伝統を守る職人の熱い思いも描く。
伊藤は、新しい砥部焼のスタイルを追求する窯元の主人・竜青役。共演には、竜青の妻・幸子役に内山理名、不慮の事故で亡くなった竜青の母親・典子役に大塚寧々、竜青の兄・竜哉役に吉岡秀隆、竜青の父親・竜見役に橋爪功、竜青の娘・萌役に桜田ひより、窯元で働くアルバイト・武役に飯島寛騎が出演。メガホンを取るのは映画『瀬戸内海賊物語』や『ポプラの秋』など地域に密着し、人と人との絆を描いた作品を多く生み出している大森研一監督。
本予告映像は、伊藤演じる新進気鋭の砥部焼の陶芸家・竜青とその家族の穏やかな日常から始まる。町をあげてオリンピック聖火台のデザインコンペに参加することになった竜青は、伝統を重んじる老舗窯元の主人である父・竜見(橋爪)と反発し合うが、そこに10年ぶりに兄・竜哉(吉岡)が帰ってきたことで、事態は更に険悪に。封印していた「母の死」にまつわる父子の因縁がよみがえり、壊れてしまった家族の姿が描かれる。
しかし、妻・幸子(内山)や娘・萌(桜田)、アルバイトの武(飯島)らに支えられ、竜青は不器用ながらも少しずつ父や兄と打ち解け、作品の完成に向けて制作を進めていく。“砥部焼”を通して家族の絆が再生されていく様を描く、明るい未来を感じさせる映像となっている。
本ポスターは、竜青と竜見の親子を筆頭に、家族一人ひとりが輪を描くように配置されたデザイン。その中央には、家族の未来を象徴しているかのように聖火台がそびえ立っている。
本作の主題歌「未来へのかたち」を担当した湘南乃風のHAN‐KUNは「人が心で繋がっていく様は、まさに“今”必要なメッセージ。助け合い、支え合い、ぶつかり合い、思い合う事で切り開かれる新しい“未来へのかたち”。この作品を見て、改めて当たり前なその大切さに触れ、当たり前が当たり前じゃ無くなっている“今”だからこそ、1人でも多くの人達がこの作品を通して繋がっていく事を願っています」とコメント。
劇伴を務めたピアニストの清塚は「家族の中には色々な形の愛があり、それが集まって形になっている。言葉にすれば当たり前なことかもしれませんが、その当たり前をとても愛しく思わせてくれる映画です。そのホッコリとした形に、音楽を優しく添えました」と語っている。
映画『未来へのかたち』は5月7日より全国公開。