木下ほうか、秘密の逢瀬に溺れる社長役で真骨頂 『裸の天使 赤い部屋』公開
俳優の木下ほうかが主演する映画『裸の天使 赤い部屋』が、4月2日よりシネマート新宿にて公開されることが決定。併せてポスタービジュアルと場面写真が解禁された。
【写真】木下ほうかが秘密の逢瀬に溺れる『裸の天使 赤い部屋』場面写真
江戸川乱歩の短編『畸形の天女』を映画化した本作は、不動産会社社長として働く男が、日常から解放されるため週に一度“さえない中年男”に変装して過ごす中で、不思議な魅力を持つ少女と出会い、抜け出せない愛欲地獄へと向かっていくエロティック・サスペンス。乱歩の短編を現代にアレンジした「赤い部屋」シリーズの第2弾となる。
妻子を持ち、社会的地位を築きながら、仕事も手につかなくなるほど一人の少女にのめり込んでいく主人公・松永を演じるのは、50代で大ブレイクした名バイプレーヤー・木下。平日は周囲からの人望も厚い堅実な会社経営者として、休日はありふれた中年男として、ひそかな“二重生活”を送る松永が、あらがいようもなく泥沼にはまっていく姿にリアリティーを持たせながらストイックな演技で魅せていく。
松永をつややかな瞳で手玉に取っていく少女・文子を演じるのは、2015年にオーディション番組『ザ・ラストヒロイン~ワルキューレの審判~』で15万人の中からラストヒロインに選ばれ、TBS・Paraviの人気恋愛バラエティー『恋んトスseason8』にも出演した若手女優・中山来未。大人の男性を魅了する難役を演じきった。
監督は、『失恋殺人』(2010)、『D坂の殺人事件』(2015)、『屋根裏の散歩者』(2016)、 『メビウスの悪女 赤い部屋』(2019)で江戸川乱歩の小説を原作に妖艶な世界を作り続けてきた窪田将治。
映画『裸の天使 赤い部屋』は、4月2日よりシネマート新宿にて2週間限定レイトショー。