偏見だらけのコーチ×個性あふれる水球チーム『シャイニー・シュリンプス！』本予告解禁
映画
⽇本での公開が延期となっていたフランス映画『シャイニー・シュリンプス！愉快で愛しい仲間たち』が、7月9日より全国順次公開されることが決定。併せて、本予告と本ポスタービジュアルが解禁された。
【動画】個性あふれる水球チーム！ 映画『シャイニー・シュリンプス︕愉快で愛しい仲間たち』本予告
本作は、ゲイの⽔球チーム「シャイニー・シュリンプス」のメンバーたちが、どんな困難にも持ち前のユーモアで⽴ち向かい、時にはぶつかり合いながらも固い絆で結ばれていく姿を描く。実在する同チームの⼀員だったセドリック・ル・ギャロが、自らの体験から着想を得て監督・脚本を手掛けた。
同性愛者への⼼ない発⾔の罰として、ゲイのアマチュア⽔球チームのコーチをすることになった、元オリンピック銀メダリストの⽔泳選⼿マチアス（ニコラ・ゴブ）。彼に課されたミッションは、弱⼩チーム「シャイニー・シュリンプス」を3ヵ月後にクロアチアで開催される世界最⼤のLGBTQ＋五輪“ゲイゲームズ”に出場させ、チームの⼀員として⼤会に同⾏すること。しかし、そのチームは勝ち負けにこだわらない“パーティー好き”なお調⼦者の集まりだった。
「我らシャイニー・シュリンプス！」とお決まりのポーズと掛け声に全⼒で取り組み、写真を撮るときの掛け声は「ソーセージ！」。練習する気もなく、はしゃいで⽔着を脱ぎ捨て投げつけるなど、とにかく明るいシャイニー・シュリンプス。いつもポジティブでハッピーオーラ全開の彼らとは反対に、終始しかめっ⾯のマチアス。まともに練習しないシャイニー・シュリンプスへイライラし、適当にコーチをやり過ごそうとしていたマチアスだったが、今回の予告編では⼀転、⾃⾝をチームに招き⼊れたリーダーのジャン（アルバン・ルノワール）が病気を隠し、余命わずかな時間を仲間と⼀緒に楽しみたいと望んでいることを知ってしまう。
明るく陽気に振る舞う他のメンバーにもそれぞれ悩みがあり、どんな困難にも持ち前のユーモアで⽴ち向かって”⾃分らしく”⽣きるシャイニー・シュリンプスの姿は、やがてマチアスの”⼼”をも変えていく。
チームに所属するまでゲイの友⼈が1⼈もいなかったというル・ギャロ監督は、それぞれが悩みを抱えながらも、お互いのありのままを受け⼊れるメンバーたちに出会えたことが「⼈⽣が変わるほどの経験」だったと明かす。
そして⽇本での新たな公開⽇決定に、ル・ギャロ監督と共同で監督を努めたマキシム・ゴヴァール監督は連名で「⼀年間の不安定な時期を経て、⽇本での公開が決まりとても嬉しくワクワクしています。この危機は⼈⽣は儚く短いものであることを思い出させてくれるはずです。だからこそ、本当の⾃分を受け⼊れることが急務であり、今しかないのですーーそれはまさにシャイニー・シュリンプスの⽬的です。違いを分かち合いましょう、映画館に⾏きましょう、そしてまたお会いしましょう！」とのコメントを寄せた。
ポスタービジュアルは、明るい夜明けのような⾵景の中にたたずむシャイニー・シュリンプスの⾯々とマチアスの姿が写し出され、希望を予感させるビジュアルとなっている。
また、本作のムビチケカードが2⽉12⽇より発売。劇場購⼊特典は、激しく動くエビのイラスト「えっびっ」のLINEスタンプが⼈気のクリエイター・伊⾖⾒⾹苗とのコラボ⼿ぬぐいで、バスに乗り込むシャイニー・シュリンプスのメンバーが「えっびっ」でデザインされた愉快なイラストがプリントされている。
映画『シャイニー・シュリンプス！愉快で愛しい仲間たち』は、7月9日より全国順次公開。