小芝風花主演ドラマ『モコミ』 工藤阿須加、橋爪功、富田靖子、田辺誠一が家族役で出演
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女優の小芝風花が主演を務める2021年1月スタートのドラマ『モコミ～彼女ちょっとヘンだけど～』（テレビ朝日系／毎週土曜23時）の追加キャストとして、女優の富田靖子、俳優の工藤阿須加、橋爪功、田辺誠一の出演が発表された。いずれも主人公・萌子美（小芝）の家族を演じる。
【写真】土曜ナイトドラマ『モコミ～彼女ちょっとヘンだけど～』キャスト陣
本作は、デリケートな感情を持つ主人公とその家族の再生を描くヒューマンホームドラマ。民放連続ドラマで2回目の主演となる小芝が、ドラマ『僕の生きる道』（フジテレビ系）などの脚本家・橋部敦子との初タッグで新境地に挑む。
小芝が演じる主人公・清水萌子美は、ヌイグルミや石や植物など、感情を持たないとされているモノの気持ちが分かってしまうという繊細な“感覚”の持ち主。そのため、他人との関わりを極力持たないようにして生きてきた。だが、あることをきっかけに、自分自身を狭い世界に閉じ込めていた彼女が広い世界に踏み出すことを決意。さまざまな経験を重ねながら、成長していく。
萌子美の家族は、萌子美の行く末を心配しつつ、一見穏やかに暮らしてきた。しかし、萌子美が気持ちをはっきり示すようになったことで、家族一人ひとりが抱える問題が露呈していく。さらに、長い間音信不通だった母方の祖父が突然、萌子美たちの前に現れ同居することに。この出来事も家族の生活に変化を起こすきっかけとなる。
工藤が演じる兄・俊祐は、父方の祖父から引き継いだ花屋を営んでいる。自分の殻に閉じこもりがちな妹を心配する一方、人には決して明かせない一面を持つ。
田辺が演じる父・伸寛は、税理士で、優しすぎるがゆえ、家庭で存在感が薄い。一見やさしい夫に見えるが、実際は妻にエネルギーを吸い取られ無気力になってしまっている。
冨田が演じる母・千華子は、子どもたちのことに熱心な主婦。萌子美が学校に行かなくなった時、いろいろなところに相談に行き、時間もお金も使ったが、一向に解決しなかった。萌子美のために何とかしようと必死でやってきたが、実は過干渉で支配的であることに本人は気づいていない。
橋爪が演じる母方の祖父・須田観は、元高校教師で、現在はタクシー運転手。娘の千華子とは絶縁状態で1人暮らしだったが、突然萌子美の家に転がり込み、家族の間に波紋を起こす。
演技派がそろった家族役の共演者について、主演の小芝は「皆さんと一緒にいると、とても平和な家族に見えると思います！」と笑顔を見せ、「その中でお母さんが過干渉だったり、お父さんがお母さんにエネルギーを吸い取られていたり、お兄ちゃんもさわやかで評判が良いのに実は…、という設定があったり。おじいちゃんもちょっと変わっているんです（笑）。素敵な皆さんが演じることで、家族ひとり一人の個性やギャップがさらに際立つはずです」と期待を寄せている。
このほか、萌子美が出会う人々を演じるキャストとして水沢エレナ、内藤理沙が出演する。2人はそれぞれ、俊祐が切り盛りする花屋の店員の依田涼音役、桜井真由役を演じる。2人もまた、萌子美と知り合ったことで、それぞれの人生がゆっくりと変化していくことに。涼音と真由は家族とは違う立場で萌子美の成長に関わっていく。
土曜ナイトドラマ『モコミ～彼女ちょっとヘンだけど～』は、テレビ朝日系にて2021年1月より毎週土曜23時放送。