深川麻衣主演『おもいで写眞』ポスター&予告解禁 主題歌は安田レイ
女優の深川麻衣が主演を務める映画『おもいで写眞』の主題歌が、安田レイの「amber」に決定。併せて、同曲を使った予告編が、ポスタービジュアルと共に解禁された。
【動画】深川麻衣主演『おもいで写眞』予告編
熊澤尚人監督による同名小説(幻冬舎文庫)を熊澤自身のメガホンで実写化する本作は、夢に破れ故郷へと戻った主人公が、遺影を生前撮影する仕事を始めたことをきっかけに希望を見いだしていく姿を描く。『パンとバスと2度目のハツコイ』以来の映画主演となる深川が主人公・結子役を演じるほか、高良健吾、香里奈、井浦新、古谷一行、吉行和子らが共演する。
主題歌「amber」を歌う安田は、夢破れた結子が世代を超えた人との交流をしながら、<おもいで写真>を通じてお年寄りたちの日々を次第に輝かせていくという希望の物語を力強い歌声で支える。同曲は1月29日から配信スタートする。
安田は結子について「なんだか自分のことを見ているような、そんな錯覚に陥りました。本当は優しく笑っていたいし、誰かのためにできることを見つけたいのに、弱い自分を守ることに精一杯で、気付いたら眉間にシワを寄せて世界を睨みつけている日々」とした上、「そんな時に肩の力の抜き方を教えてくれるのは、結子の本当の優しさに気付いて側にいる大切な人達。時には厳しく、時には優しく、愛の形を教えてくれるみんなと共に成長する結子を、自分に投影して歌わせていただきました」と話す。
ポスターには、緑の中にたたずむ結子(深川)と、カメラを手に笑顔の星野(高良)の姿が上下に配され、間に古谷、吉行、井浦、香里奈のキャラクター写真。「それを撮ると、あなたの人生が眩しく輝き出す」というキャッチコピーが添えられている。
予告編は、星野が結子に「カメラマンやってくれま」と富山弁で頼むシーンからスタート。結子は「遺影写真?」と驚きつつも撮影を引き受けるが、お年寄りたちからは「お断りです」「遺影なんて縁起でもない」と断られてしまう。そんな中、和子(吉行)が「行きたい場所があるんよ、そこで撮るなら」と自分の思い出の場所での撮影に協力してくれる。<おもいで写真>は「100人のお年寄りを笑顔にするミッション」という星野。「部屋に飾って毎日見るが、楽しいがー」と言う和子と共にたくさんのおもいで写真とお年寄りたちの笑顔が映し出される。かたや、「悔いが残ったんじゃやりきれん」とうなだれる柏葉(古谷)と、夜になり柏葉を大勢で探す結子たちの姿も。ラストは「彼女が撮っていたのは、毎日が宝物に変わる魔法のような写真でした」というナレーションに、「撮ってもらって嬉しかったよ」という和子のせりふが続く。
映画『おもいで写眞』は2021年1月29日より全国公開。